便利になることで失うもの?!
2009年 08月 11日
あまり詳しくはお話ができないのですが、その方がおっしゃっていたことで
印象に残ったことがあるので、紹介します。
日本人は昔から漬物を食べていて、それを通して乳酸菌が取れていた。
しかし、食が欧米化するとともに、漬物は塩分が多いと敬遠されるようになり、
乳酸菌が取れなくなって、飲料やヨーグルト、サプリなどを食べて補給する
ようになった。
多くの企業がそれに漬け込んで、それらの商品を開発して、儲けている。
もちろん塩分を取りすぎてはいけないので、漬物の量には気をつけないとい
けないのですが、長い年月をかけてその土地に根付いてきたものを、すべて
捨てる必要はないと、その方はおっしゃっていました。
なるほどと思いました。
欧米化を取り入れつつ、社会が発達することで便利になることもありますが、
一方で失っているものもあるのですね。
ふりかえってみると、以前は必要なかったものを買っていたりするなーと思います。
たとえば、多くの家庭で見られるようになった空気清浄機や加湿器。
昔は家庭にはありませんでしたよね。
(赤ちゃんを持つと、赤ちゃんのために買ったほうがいいと、雑誌やネットなど
で宣伝されています。)
もちろん環境汚染なども影響で空気が汚れているということもあったり、気候の
変動も影響しているというのはあるのでしょう。ただ、もしかしたらちゃんと見極め
ないと、企業の戦略の踊らされているだけになるのかもしれないと、少し感じた
のでした。
生活が便利に快適になるということはいいことですが、自分で考えていく習慣を
身につけなければと思いました。