「自分の会社が好き」と言える力―北欧企業に見る
2011年 05月 30日
土砂災害も出ていると聞くので、気をつけてくださいね。
最近ある北欧系のアパレル企業に取材に行く機会がありました。
本当に素敵な女性に話を伺ったのですが、本当に生き生きとしていて、
この生き生きさはどこからくるんだろうと思いました。
少しふり返ると、思い当たる節がありました。
それは、この女性が
「この会社が本当に好きなんです」
と言っていたのです。
やはりこの力はすごいのかなーと。
会社の愚痴ばかりを言う人が多い中で、「会社が大好き」と
自信を持って言える。
「目指すべきロールモデルがいるのです」とも言っていました。
自社の社員がこのように自信を持って言える企業は強いのだろう
なーと思います。
(実際にこの企業はずっと成長を遂げています。)
好きだから、仕事も頑張れるでしょうね。
実は以前別件で北欧系の家具メーカーに取材に行ったことが
あるのですが、そこでも「この会社が好き」「この会社のフィ
ロソフィーが好き」と堂々とおっしゃっていました。
どちらの企業も、企業の哲学を社員に浸透させることを
とても重視していました。
(ちなみに、「残業する」のは逆に仕事の効率が悪い人とみなされる
とも言っていました。)
アングロサクソン的な企業とは異なる、北欧企業の組織や
人の考え方。
学ぶべきことがあるのではないかと思ったのでした。