マーシャルゴールドスミス氏のセミナーに参加
2011年 07月 09日
セミナーに今週参加してきました。
マーシャルさんは、GE元会長のジャック・ウェルチ氏やフォードの
アラン・ムラーリ社長などのコーチングをされ、エグゼクティブコー
チングの第一人者と言われています。
いろいろと役立つことを言っていたのですが、気になったことをいくつか
まとめたいと思います。
○モジョ
本にもなっているのですが、自分の人生でリーダーシップを発揮し、
「前向き思考」で仕事と人生を楽しむというもの。
○質問
毎日自分に同じ質問を投げかける。
「昨日は幸せでしたか」「昨日は有意義でしたか」などの質問もあれば、
「お酒を何杯飲んだか」「腕立てをしたか」といったものでもいい。
大切なのは、Yes, No, もしくは数字で答えられることが大切。
質問の数はいくつでもいい。マーシャルさんは27問だそう。
これを毎日聞くことで、人生のとらえ方がだいぶ変わってる。
○アクティブな質問
「昨日は幸せでしたか」という質問もいいのですが、「幸せにする
ためにベストを尽くしましたが」という質問のほうが効果が高い。
「幸せでしたか」だと環境のせいにしてしまう傾向があるが、
「幸せにするためにベストを尽くしましたか」だと、自分が何が
できたか行動に焦点を当て、アクションを起こそうとする。
それらを比べた分析結果も出ていて、違いは歴然。
○自分の時間を以下のどれに使っているか。
-surviving(生き残る)
-stimulating(刺激的、面白い)
-sacrificing(犠牲にする)
-sustaining(現状維持)
-succeeding(成功する)
→できるだけsucceedingに使う時間を増やすようにする。
stimulatingだけ、面白いことだけを求めると、人は成長しない。
○アイデンティティにはいくつかある
-reflected identity(他人にどう見られているか)
-remenbered identity(過去の自分からつくられたもの)
-programmed identity(刷り込まれたもの)
-created identity(自分で作り上げるもの)
親から「あなたは○○が得意ね」と言われると、それが刷り込まれて
一つのアイデンティティになる(programmed identity).
自分でアイデンティティは作っていけばいい。
○組織でコーチングを生かすために有効な質問
-Where are we going?
-Where are you going?
-Doing well?
-Suggestions for improvement?
-How can I help?
-Suggestions for me -as a leader?
○フィードフォワード
自分が改善したいことを選び、それについてアイディアをもらう。
アイディアをくれた人には必ずthank youという(アイディアは
贈り物と同じ)。実践するかどうかは自分で決めればいい。
フィードバックというと嫌な気分になる人が多いが、フィード
フォワードは将来に向けて自分ができることに対するアイディア
をもらうので、楽しい。
○過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる。
最後に修了証をいただきました。
なんだかとりとめなくなってしまい、ごめんなさい。
得ることはたくさんあったのですが、うまく伝わったでしょうか。
私自身はまずは毎日自分に投げかける質問を考えることから始めて
みようと思います。
良い週末を過ごされてください。