ラーニング・テクノロジー・デザイン
2013年 03月 14日
私が通う慶應メディアデザイン研究科で特別講義がありました。
Stanford大学のShelly Goldman教授が訪れ、「ラーニング・
テクノロジー・デザイン」というワークショップをしてくれました。
私自身はテクノロジーはあまり強くないので、テクノロジーという言葉に少し
圧倒されつつ、「ラーニング」ということに関心があり、参加してみました。
最初に「学ぶ」ということについていい経験、悪い経験を話し合いました。
親が特別な料理を準備していて、それを知りたいと思い、料理を学んだ。
長い講義を聞かされる、眠いと勉強できない、など。
いろいろと意見が出ました。
その後チームに分かれました。
授業を受けていた人の中から、今回のターゲットを選び、よかった先生、ゴールは
何か、何があったらよかったかなどを聞き、ポストイットを使いながらまとめ
ました。
それらをこのようなneed statementにすることに。
私たちのチームはインタビューしたことをもとに、以下のようにまとめました。
==
○○ needs a way to interact and collaborate with others and
see the new world because that makes him excited and motivated.
==
これについて私たちがプロトタイプを考えてみました。
私たちのチームは「Travel Textbook」というのを考えました。
世界中の人々と交流し、新しい世界を見ながら学びたいということで、
ウェブサイトで人を募り、自分がいる街、訪れた街について書き、旅先
で相手に渡します。その人は、自分が旅に行くときに、それをまた手渡し
ます。ターゲットの方は、なかなか気に入ってくれたようです。
ちなみに他のチームは、日本語を学びたいという要望について、
料理をしながら学ぼうということを提案。
食事や文化を知りながら、学ぶとより関心が持てるのではないか、という
ことでした。
テクノロジーというのでかなり高度なことを考えていたのですが、
アナログで手作り感いっぱいのものに。ただ、それが逆にとても
いいなーと感じたのでした。
最後に記念にプレゼントを渡しました。大学院にあるレーザーカッターで
「志恵梨」という文字を刻印してプレゼントしました。
とても喜んでくれました。
「学ぶ」ということ。とても奥が深いなーと感じました。
実は子供たちが自転車の練習を数カ月していたのです。
5歳のお姉ちゃんは補助なしに乗れるように。
3歳の息子は補助ありに乗れるように乗れるように。
どうしたら乗ることを学べるか、いろいろ試行錯誤しながら進めていました。
後ろを押してあげたり、ときに励ましたり。
乗れるようになると、とてもうれしかったようです。
やる気を持たせながら、どのように学び続けるか。
大人も子供にとって大切なこと。考えていきたいと思ったのでした。