MIT Sloan Fellows Programの方々を迎える
2013年 06月 06日
訪れました。
スローンスクールといえば、ビジネススクールでトップクラス。
(前週に韓国を訪れ、この週に日本を訪問。その一つとして訪れたようです。)
石倉洋子先生がグローバル・リーダーについて講演。
研究科委員長の稲蔭正彦先生がThe Power of Storiesについて講演。
わが研究科では社会へのインパクト(Social Impact)を大事にしていて、
イノベーションとは、invention(発明)+deployment(配置)と考えてきた。
セレンディピティを起こるようにしたいと考えている。
さまざまな環境、さまざまな場所、人が交わるように考えている。
ビジネスにおけるストーリーの力とは・・・。
-メッセージを”sticky"(はりつく)ようにできる
-イノベーティブなアイデアを生成する
-コンテキストの中でフレームをつくるプロトタイプを評価する
-企業文化を理解する
-ユーザーが参加するコミュニティを構築する。
質疑応答に入りました。
興味深かった質問が「ビジネススクールにいる人、ビジネスの最前線にいる人
にどうやってイノベーションを教えたらいいのか」というもの。
ロールモデルを見せること、選択肢がいろいろあるということを示すことが大切
ではないかと話しました。企業の文化は環境が影響するということも。
その後はデモなどを見ていかれました。
ビジネスとデザイン思考、イノベーションをどう結びつけたらいいのか。
大きな課題ですね。私自身が研究を深めたいなーと思っている分野でもあります。
MITの方々のセッションを聞きながら、少しヒントを得た気がしたのでした。