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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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彩和祭にて

エコトワザが主催した彩和祭に7月6日(日)に家族3人で参加してきました。

エコトワザの代表取締役大塚玲奈さまから声をかけていただき、今回初めて
参加させてもらうことに。

エコというテーマで対談式セミナーとワークショップが行われました。
第1部は「日本が目指す社会~私たちの想像力が未来をつくる~」というテーマで
パネルディスカッションが行われました。
パネラーは、下記の3名でした。
 みずほ情報総研株式会社 榎原友樹氏
 三井物産株式会社 西川淳也氏
 PEARカーボンオフセット・イニシアティブ 森洋一氏

それぞれの立場で、低炭素社会に向けてどのような取組みをされているのか、
お話されていらっしゃいました。気になったキーワードをいくつか紹介します。

○バックキャスト
 フォーキャストは先を見越すこと。それに対して、バックキャストは、○○年に
どんな状況になっているということを先に考え、そこに到達するために、今から
どんな取組みをしたらよいか、考えるというもの。この場合は、2050年に温室化
効果ガスを70%削減するというシナリオを想定。

○アクションを起こす場合、次の3つのステップが必要
 1 知る → 2 意識する → 3 手段を提示する
二酸化炭素を減らさないと聞いてはいるものの、どのような状況なのかがまだ
はっきりとわからない(知って認識するというものがまだ不足)。二酸化炭素の
減少にどれくらい貢献できるのか、商品に数値などで記してほしい(手段の提示が
まだされていない)。

西川氏が“脱温暖化2050研究プロジェクト”をまとめられ、解説してくれました。
とても参考になるので、詳しく読んでみようと思っています。

二酸化炭素の削減に向けてできることは次の3つ。
①電気の使用量を減らす
②エネルギーの消費量が少ない製品を買う
③出てきた二酸化炭素を何かしらの手段で減らす
個人としてできるのは、①と②でしょうか。

環境問題は南北問題でもあるということ。先進国で排出した二酸化炭素の影響で、
アフリカなどの国々が大きな影響を受けています。
自分たちがよければいいという時代ではなくなっています。

第2部はエコに対してできることを考え、メッセージを世界に英語で発信しました。
私たちは7人グループ(娘を含む)でしたが、次のようなメッセージを作成しました。
“Let's pay attention, communicate and just do it together!”
(まずは環境の問題を知って意識し、周りの人と語り合う。そして、実行するのみ!)

日曜日の午後にもかかわらず、とても多くの人が集まり、エコについて議論する。
パネリストの方は、全員30歳(ミソジーズと呼んでいらっしゃるようです)で、参加者も
若い方が多く、関心が高まっているんだなーと思いました。

洞爺湖サミットが開かれ、地球温暖化の問題が大きな議題になっています。

個人としてできることからまずは取り組んでみようと思います。
by jungae | 2008-07-09 07:24 | 経営者の視点