彩和祭にて
2008年 07月 09日
エコトワザの代表取締役大塚玲奈さまから声をかけていただき、今回初めて
参加させてもらうことに。
エコというテーマで対談式セミナーとワークショップが行われました。
第1部は「日本が目指す社会~私たちの想像力が未来をつくる~」というテーマで
パネルディスカッションが行われました。
パネラーは、下記の3名でした。
みずほ情報総研株式会社 榎原友樹氏
三井物産株式会社 西川淳也氏
PEARカーボンオフセット・イニシアティブ 森洋一氏
それぞれの立場で、低炭素社会に向けてどのような取組みをされているのか、
お話されていらっしゃいました。気になったキーワードをいくつか紹介します。
○バックキャスト
フォーキャストは先を見越すこと。それに対して、バックキャストは、○○年に
どんな状況になっているということを先に考え、そこに到達するために、今から
どんな取組みをしたらよいか、考えるというもの。この場合は、2050年に温室化
効果ガスを70%削減するというシナリオを想定。
○アクションを起こす場合、次の3つのステップが必要
1 知る → 2 意識する → 3 手段を提示する
二酸化炭素を減らさないと聞いてはいるものの、どのような状況なのかがまだ
はっきりとわからない(知って認識するというものがまだ不足)。二酸化炭素の
減少にどれくらい貢献できるのか、商品に数値などで記してほしい(手段の提示が
まだされていない)。
西川氏が“脱温暖化2050研究プロジェクト”をまとめられ、解説してくれました。
とても参考になるので、詳しく読んでみようと思っています。
二酸化炭素の削減に向けてできることは次の3つ。
①電気の使用量を減らす
②エネルギーの消費量が少ない製品を買う
③出てきた二酸化炭素を何かしらの手段で減らす
個人としてできるのは、①と②でしょうか。
環境問題は南北問題でもあるということ。先進国で排出した二酸化炭素の影響で、
アフリカなどの国々が大きな影響を受けています。
自分たちがよければいいという時代ではなくなっています。
第2部はエコに対してできることを考え、メッセージを世界に英語で発信しました。
私たちは7人グループ(娘を含む)でしたが、次のようなメッセージを作成しました。
“Let's pay attention, communicate and just do it together!”
(まずは環境の問題を知って意識し、周りの人と語り合う。そして、実行するのみ!)
日曜日の午後にもかかわらず、とても多くの人が集まり、エコについて議論する。
パネリストの方は、全員30歳(ミソジーズと呼んでいらっしゃるようです)で、参加者も
若い方が多く、関心が高まっているんだなーと思いました。
洞爺湖サミットが開かれ、地球温暖化の問題が大きな議題になっています。
個人としてできることからまずは取り組んでみようと思います。