オバマチームの入るための63の質問
2008年 11月 16日
For a Washington job, be prepared to tell all (11月13日)
という記事です。
オバマ氏の閣僚選びが本格化しています。
一部の噂では、ヒラリー氏を国務長官就任を打診したと言われています。
彼は、閣僚選びのために、候補者の人に質問表を送ったそうです。
63の質問からなり、職業上の質問だけでなく、奥様や子供(成人して
家を離れて人のものも含む)に対する個人的な質問もあるそうです。
「銃を持っているか」という質問だけでなく、「オバマ氏を困らせるかもしれない
メール、ブログ、Facebookのページ」なども明かすように指示しています。
時代を反映していますね。
18番目の質問は、奥様や近い親族に、経営が立ち行かなくなり、政府が
公的資金を注入することを決めた、住宅金融機関のファニーメイやフレディ
マック、そして、AIGグループなどに関係のある人がいるかどうか、というもの。
こちらも時代を反映していますね。
クリントン政権のときに閣僚を務めたある人は、匿名でその当時よりも
はるかにかなり細かいと言っています。
危機的な経済状況の中で、変なことで足を救われずに、ベストな布陣で
船出を迎えたい。
人を選ぶというのは、いつの時代もやっかいなもの。
(日本でも、事務所費の不正計上で、辞任に追い込まれた政治家が
いましたし。)
それは国も企業も同じですね。
最終的には、最後は人――人財が大事なのだと思います。