アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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「誰も知らない世界と日本のまちがい」を読んで

誰も知らない世界と日本のまちがい」という本を読みました。
実は随分前に買っていて、少しずつ読んでいたのですが、かなり厚い本でなかなか
進まずにいました。少し時間ができ、この休み中にやっと読み終えることができました。

この本の執筆者は編集工学研究所所長を務める松岡正剛氏。
以前紹介した「17歳のための世界と日本の見方」の続編のような位置づけです。

いろいろなことが書いてありましたが、私自身が感じたことをいくつか紹介します。

○明治維新以降「欧米に追いつき、追い越せ」の勢いで、欧米の制度や思想を
どんどん導入してきたが、それをそのまま日本に導入したからといって、日本で
すぐに使えるわけではない。長年培われてきた日本の文化や風土に沿って、
やり方を考えなければ、通用しない。

○何でも「勝敗」をつけたり、「白黒」をつけるアングロサクソン式の方法だけでは
うまくいかないことも多いのではないか。「白黒」とつけられないグレーゾーンの
ことも多く、その存在を無視して、「勝敗」をつけるとおかしくなってしまう。

ちなみに、「資本主義」と一言で言っても、ひとくくりにはできないとありました。
ハムデン=ターナーとトロンペナールスという人が記した『7つの資本主義』という
書籍で述べられている面白い比較を紹介しています。

◆イギリスの資本主義
「合理性を押し付ける資本主義とジェントルマン資本主義とボランティア資本主義」
の3つの合体
◆アメリカの資本主義
「勝利に酔うための神話的資本主義」
◆フランスの資本主義
「気分によって変わる資本主義」
◆ドイツの資本主義
「差異を普遍で超えたがる資本主義」
◆オランダの資本主義
「個人と社会の対立を調整する資本主義」
◆スウェーデンの資本主義
「社会品質をつくりたがる資本主義」
◆日本の資本主義
「協力しながら競争する矛盾した資本主義」

少しむずかしいですが、私自身はよく言い当てているなーと感じたのでした。

いろいろな文化に基づいたやり方があるのだと思いました。
by jungae | 2009-05-07 07:21 | 異文化&外国語