アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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アメリカのストレステストって?

ストレステストというものを、先週5月7日に連邦準備制度理事会(FRB)などのアメリカ
の金融当局が発表しました。

このストレステストとは「資産査定」と訳され、金融機関の資産の健全性を調べるために、
大手19社を対象に実施した検査です。今後2年間の損失発生状況などを査定し、資本
不足額を試算したとか。

その結果、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)など10社に対して、資本が不足していることを
指摘し、計746億ドル(約7兆4000億円)の資本を増強するように求めたと言います。

何やらむずかしいですが、私なりに(勝手に?!)解釈すると、経済危機の影響で多くの
金融機関の経営が厳しくなっていて、どのような状況かを正確に把握しようと、いろいろ
調査したものという感じでしょうか。

このストレステストを公表するのは、随分前から決められていて、どのような結果になる
のか、アメリカではいろいろと注目が集まっていたようです。

結果としては、資本が不足している金融機関は10機関のみで、状況は思ったよりも
ひどくないという結果に。ただし、これに対しては、これから発生する損失を甘く見積
もりすぎていると指摘している人も多いようです。

ノーベル経済学賞を受賞したPaul Krugman氏は、Stressing the positive(5月7日)で、
これで安心するのは銀行員だけで、国民はこわくてしょうがないと述べています。

いろいろと問題はありますが、私自身は、このような調査を開示することはとてもいいこと
ではないかと思いました。
公的資金(私たちが払っている税金)を使って企業を救済をするわけで、その企業がどん
な状況なのかを、国民は知る権利があるのではないかと思うのです。

今までは、ビジネスでも経済でも、密室で決まることも多かったと思うのですが、これ
からは何でもオープンにしていかないといけない時代なのでしょうね。

いろんな問題はあるけれど、「見える化」するほうが、理解もされやすいし、進めやすい。

そんな風に思ったのでした。。。
by jungae | 2009-05-14 06:26 | NewYorkTimesの気になる記事