怒りっぽいのはどの国の人?
2009年 06月 17日
近日中に報告しますね。
どの国の人が怒りっぽいのかということについて、面白い記事を見つけました。
Who is the Angriest of All?(6月13日)という記事です。
アメリカ人でフランスに住む筆者は、イギリス人とフランス人の友人とある晩
ディナーをしました。「イギリス人が一番怒りっぽい」ということが最近の調査
でわかったという話をすると、フランス人の友人が怒り出し、「それは私たち
フランス人の特性。私たちは生まれつき怒りっぽい」と主張したそうです。
それを聞いていたイギリス人の友人は、「イギリス人は変わり、怒りっぽくな
ったんだ」と主張。
調査によると、イギリス人は、列に割り込んできたり、交通渋滞や公共の場で
食べ物を口にしているのに怒りを覚え、フランス人は、まずいレストランの食事
やずさんなサービス、電話でのセールスを不快に感じるそう。
この調査は、UK Goldというテレビチャンネルがヨーロッパの11カ国6000人
の人に対して行ったもの。回答者は1日に何回怒ったかを、そして何に対して怒
ったかを選択肢の中から選ぶというもの。
すべてのヨーロッパの国々の人が、政治家が嘘をつくことについて怒りを覚え、
62%の人が朝の憂鬱な気分について不満を漏らし、72%がクリスマスや新年
の休暇の時期が、もっとも気分が変わりやすい時期だと回答しました。
それぞれの国の人々については怒りっぽいのは次の3国。
イギリス人 1日に4回
イタリア人 1日に3.5回
フランス人 1日に3回
逆に怒りっぽくないのは、スカンディナビア諸国の人たちで、最下位はデンマーク
人で10日に1回怒るとのこと。彼らは感情を押さえ込む傾向があります。
ちなみに、イギリス人はもともとはあまり感情を表に出さないと言われましたが、
ある事件が景気で変わったと、心理学者のPaul Thorneさんは言います。
それは1997年のダイアナ妃の交通事故死。多くの人が泣き、6000万人のイギ
リス国民が感情を表に出すようになり、以来変わったとのこと。
なお、記事では、アジアの人はあまり怒りっぽくないとありました。
(ただ、私自身は人にも寄るかなーと感じたり。)
面白いなーと思ったのでした。。。