時間をかけることがときには必要
2009年 07月 01日
6月30日の日経朝刊に、青山学院大学福岡伸一教授のインタビューが
載っていたのですが、「オタク社員をもっと大事に」とおっしゃっています。
教授はオタクは、ひとつのことを何十年も好きでいられる人で、好きなこ
とを徹底的に調べ、失敗があってもそれを乗り越える粘り強さがあります。
効率が重視される時代ですが、その対極にあるオタクを今こそ評価す
べきだとのことです。
なるほどと思いました。
私自身最近、すぐに結果が出るものもあれば、時間をかけて何かに取り
組むことで、生み出されるものもあるのではないか、ときには時間をかける
ことが大切なのではないかと感じています。
仕事柄、自分よりもかなり年上で、仕事や人生の経験豊富な人に会う
機会が多いのですが、何かをずっと長い間続けてこらえれた人の強さに
は、いつも感銘を受けます。
うまく言えないのですが、何かをちょこっとかじっただけでは表現できない、
説得力があるとでも言いましょうか。
私自身は飽きっぽくてあまり長続きしないほう。
何かをすぐに結果を求めずに時間をかけてじっくりとやってみる、あきらめず
に細々とでもやってみる、そんな姿勢を身につけたいと思ったのでした。