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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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魚のはらわたを処理するフランス人、調理された肉を買うアメリカ人

フランス人とアメリカ人の違いについて、面白い記事を見つけたので、紹介します。
Advantage France(8月31日)という記事です。

筆者であるRoger Cohen氏は、この夏友人に会いにフランスに行きました。
友人は市場に彼を連れて行き、さばを買い、豪快に処理して、振舞ってくれた
そうです。11歳の娘は目を伏せてその様子を見ようとしませんでしたが、自身は
その様子に目が釘つけになりました。

フランス人は実際の魚のはらわたを素手で処理して料理しますが、アメリカ人は
ビニールのグローブで処理し、加工され、料理された魚を好むと言います。

処理されるはらわたを目にしながら、フランスにも多くのファーストフードがある
ものの、フランス人はアメリカ人と異なり、食物と独特の関係を築いてきたと感じました。
それは、恐れ(fear)、時間(time)、そして“土地(terroir)”です。

アメリカ人がチキンがほしいと思ったら、肉は周辺の骨から切り離され、便利に
パッキングされているのを好みます。肉の内臓はテーブルには乗らず、ハムの
スライスに触った手はグローブの中に隠れています。なぜなら、グローブの中に
ある、名前を言いたくないような細菌や悪臭を恐れているからです。

一方で、フランス人は、証拠がないものを食べたがりません。パテを作り出す、
手の魔力が好きなのだと言います。

アメリカ人が心配しているのは時間と関係しています。時間はいつも足りず、
もっとも重んじているのは効率性。
よって、元から切り離され、はらわたがない、調理済みの食材が準備するのに
時間がかからず、魅力的です。
ニューヨークにあるお店では鴨肉を売ろうとはしません。なぜなら、鴨肉は
食べられる箇所が少なく、準備が大変だから。

土地、家庭、、伝統をフランス人は特別な場所と結びつけて考えており、
アメリカ人は好んで移動しますが、フランス人はあまり移動を好みません。
フランス人は一箇所で土地を耕し、家庭を築き、伝統を育むのです。

2009年の調査によると、フランス人の平均寿命は80.98歳(女性が
84.33歳、男性が77.79歳)に対して、アメリカ人のそれは78.11歳
(女性が80.69歳、男性が75.65歳)。アメリカ人には肥満も多いです。
魚の素手ではらわたで処理するフランス人からアメリカ人から学ぶもの
があるのではないかと筆者は言います。

面白いですね。
そして、日本人もお魚は素手で調理するから、フランス人に似ているかも
しれないと思いました。

ただ、現在はあまり時間がなく、効率的に調理したいので、肉や魚も便利に
切られているものが多いですね。
原型はどんなものなのかわからずに、食べていると、その食物の本当の
良さはわからないのかもしれません。

いろいろと考えさせられたのでした。
by jungae | 2009-09-07 07:50 | そのほかの気になる記事