アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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クルーグマン氏の見方―経済学者の間違い

クルーグマン氏の経済学者に対する見方について、面白い(そしてとても長い)
記事(論文)を見つけたので、紹介します。How Did Economists Get It So
Wrong
?(9月12日)という記事です。

クルーグマン氏はプリンストン大学の教授で、ノーベル経済学賞を2008年に受賞しました。

ほんの少し前まで、多くの経済学者(特にマクロ経済学者)は、理論的にも、
実践的にも経済に関するあらゆることを実証し、黄金の時代を迎えていました。

しかし2008年にその状況は一変。
誰も想像できない金融危機が起こり、市場経済は混沌とした状態に陥りました。

経済学者には、“Saltwater economisit”(アメリカの海岸沿いの
大学がメイン)と“Freshwater economist”(内陸の大学がメイン)という
2種類があると言います。

Freshwater economistは新古典派とも言われ、人々は合理的に行動し、
市場は機能すると考えます。
一方で、Saltwater economistは、人々は常に合理的に行動するわけでは
ないので、政府の介入が必要とのこと(ケインズの考え方です)。

クルーグマン氏自身は、人々は常に合理的に行動できるわけではない、
間違いも行うので、ケインズの考え方に戻って、政府がある程度介入し、
監視していくことが大切だと述べています。
経済学者も自分の間違いを認めなければいけないと語っています。

これ以外にもいろいろと面白いことが書いてあるのですが、とっても長いので、
本当にかいつまんで紹介しました(興味深い論文ではあるので、関心がある方
はぜひ実際の記事を読んでみてください)。

私自身は、人はいつも合理的に行動できるわけではないかもしれないと思い
ます。「これほしい」と突然思い、衝動買いをしたものの、結局は全然使う機会
がなく、後悔していることも多々あります。
市場でも同じようなことが起こるでしょうか。
あまり規制をしてはいけないけれど、ある程度監視したりすることも大切な
気がします。

経済は少しだけ回復の兆しを見せていますが、本格回復にはまだまだ
時間がかかりそうです。

皆さんはどう思われますか?
by jungae | 2009-09-09 06:14 | NewYorkTimesの気になる記事