努力し続ける&素直である―フィギュアの選手たちから学んだこと
2009年 12月 29日
フィギュアスケートは結構好きでよく見るのですが、今回はバンクーバー
オリンピックの代表も決まるということもあり(安藤選手、織田選手を除く)、
気になっていました。
結果は男子が高橋大輔選手、小塚崇彦選手、女子は浅田真央選手、
鈴木明子選手が決まりましたね。
(真央ちゃんが代表を決めたのはうれしかったですが、私個人は中野
由加里選手と鈴木選手のデッドヒートに、手に汗握る思いでした。)
それぞれの選手たちが極限の緊張状態の中で最善の演技をしようと
努力する姿には心がうたれます。
以前も書いたことがあるのですが、浅田選手、中野選手、高橋選手、
織田選手、小塚選手は、取材で会ったことがあります。
会った印象としては、スケートの上手な“普通の女(男)の子”といった
感じでした(ちょっとおこがましいかもしれないですね)。
緊張しないかと言えば普通に緊張しているし、うまくいかなくてたくさん
悩んでいるし、おしゃれでカッコ良くありたいと思っていました。
ただ、一方で決定的に違うなーと思うことが2つありました。
○ある目標に向かって絶え間なく努力し続ける姿勢
○素直であること
何よりも目標に向かって努力する姿勢には素晴らしいものがありました。
もちろん才能に恵まれているということはあると思うのですが、「こんな風に
なりたい」「こんなことをやりたい」と思ったときに、少しはがんばってみる
ものの、やっぱり無理とあきらめてしまう人が多いように思います。
彼らは決してあきらめず、自分の可能性を信じて、可能な限り極限まで
努力をするんですね。当たり前といえば当たり前なのですが、その当たり
前の努力を継続できるかどうか。それは決定的に違うと思いました。
一方で、彼らはとても素直でした。
しっかりとした自分を持ちつつも、「ここをこうしたほうがいい」とコーチ
などからアドバイスを受けると、それを素直に受け止め、すぐに、即
実践していました。
この2つは何歳になってもとても大切だなーと最近痛感します。
年を重ねていくと、「こんなこと無理」と途中であきらめてしまったり、
ある人が自分のことを思ってアドバイスをくれたのに、頑固になり、
素直に受け入れられなかったりしますね。
いつまでのこの2つは忘れないように努力していきたいと、選手たちの
姿を見て、自分自身に言い聞かせているのでした。
バンクーバーオリンピック、がんばってほしいですね。