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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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リーマン・ブラザーズがリーマン・シスターズだったら・・・

リーマン・ブラザーズではなく、リーマン・シスターズだったら、状況は
変わっていたかもしれない。
女性の活用について、面白い記事を見つけました。
Women's Influence Grows in Bulgarian Public(2月7日)
という記事です。

ブルガリアの首相のBoiko M.Borisov氏は女性の活用に積極的です。
「女性は男性よりも勤勉で、長い時間かけてランチをしたり、バーに行ったり
しない。彼女たちはNoと思ったら、Noと言い、汚職に手を染めにくい」
と彼は言います(彼が積極的に女性を登用することについて、パフォーマン
スでしかないと批判する人もいますが)。

ただ、Transparency InternationalというNGOの調査によると、
女性は汚職に手を染めにくいとのこと。また、1999年の世界銀行の調査
によると、女性のほうが信頼しやすく、堅実で、公共心があるそうです。

女性は子どもや家族がいたり、両親の面倒を見たりするなどしている人が
多いので、家族を危険をさらすような汚職には手を出す人は少ないとか。

ブルガリアがもともと女性の登用に積極的だったかというとそうではありません。
ただ、社会主義国だったので、社会主義国では女性も男性と同等に働いて
いたそう。崩壊後、男性は保障された職を失い路頭に迷ったものの、女性は
変化にいち早く対応し、自分自身に再投資し、ビジネスを始め、家計を支える
ようになりました。女性は変化に対応しやすいという傾向もあるかもしれない
とのこと。

一概には言えないのかもしれないですが、女性は男性よりも堅実な人が
比較的多いかもしれないですね。

リーマン・ブラザーズがリーマン・シスターズだったら(?!)、たしかに、
状況は少し違ったかもしれないと思ったのでした。。。

(International Herald Tribuneでは各国の女性の活用について、
1年間かけていろいろ特集しているようです。興味深い記事があるので、
ちょこちょこご紹介したいと思います。)
by jungae | 2010-02-11 08:11 | NewYorkTimesの気になる記事