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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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機械が翻訳できるもの、できないもの

機械はあらゆるものを翻訳できるのか。面白い記事を見つけました。
I, Translator (3月21日)というものです。

海外に行って、変なメニューを目にしたことがある人は多いはず。
パソコンで調べた翻訳をそのままメニューに載せているからです。

機械翻訳の技術は向上しつつあり、それは翻訳家にとっては脅威になり
つつあります。ただ、うまく両者を使い分けることはできるます。

機械翻訳は冷戦時代に必要となったのが起源。
アメリカはロシアからのロシア語のメッセージをすべて翻訳する必要があり、
それに対応する数の翻訳者がいなかったため、翻訳の機械を開発しました。

機械翻訳は正確ではないけれど、おおよそのことはわかります。
先日のハイチの大地震では、いろいろな言語を話す人たちが救済に訪れた
ものの、問題はハイチ・クレオール語を話す人がいなかったこと。通訳者が
到着するまで待っていたら、犠牲者の数はもっと増えていたはず。
カーネギー・メロン大学のチームがクレオール語で話したデータをリリースし、
世界中の多くのボランティアの開発者が、大雑把な翻訳機械を週末の間に
開発。きれいな翻訳ではないけれど、うまくいったそうです。

GoogleはGoogle Translateを開発し、より性能を向上させていきたいと
考えています。Google Tranlateは「正しい翻訳」とは考えてはいけない。
あくまでも、ウェブ上にある天文学的な数の文章の中から、もっとも可能性
のあるフレーズを表示しているのです。
Google Booksにあるデータを使えるメリットがあります。
ただ、データのある古典文学などは比較的正確に訳せるものの、一方で
新しいニュースや小説などはうまく訳せないという弱点があります。

私の会社では、翻訳の仕事なども請け負って行っていますが、翻訳は
とてもむずかしいなーと実感します。プロフェッショナルな翻訳家の方が
訳した文章を読むと、すばらしいなーと感心してしまいます。
そのような翻訳を機械に臨むことはむずかしいのかもしれません。

ただ、一方で、記事にもあるように、とりあえず急いで知りたい、内容を
かいつまんで知りたいというとき(特にハイチ地震のような災害時には)、
機械翻訳を役立てるのはいいことではないかと感じたのでした。
by jungae | 2010-03-30 10:50 | そのほかの気になる記事