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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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achievementとfunがはやる世界

はやる言葉もあれば、すたる言葉もある。
(数年前にはやった“チョベリグ”とか。古い?!)
日本でもよく言われますが、英語でもあるようです。
興味深い記事を見つけたので、ご紹介します。
America and the ‘Fun’ Generation(10月29日)というものです。

この約200年の間に、“achievement"(達成)と“fun"
(楽しみ)という言葉がよく使われるようになったそうです。

107,000の新聞や雑誌、小説、演劇や映画の台本などのデータ
ベースを調査した結果、1810年代~2000年代までに
“achievement"の使用頻度は11倍に、“fun"は8倍以上に
増えました。

一方で、“excellence"(優秀、卓越)という言葉は11分の
1に、“pleasure“(喜び)は4分の1に減少しました。

歴史の中で、言葉ははやりすたる。
この2つのペアのはやりすたりを見ると、アメリカの文化を
どのような変化し、世界に変化をもたらしたかがわかります。

物事の質的な価値から感じる視点―pleasure(喜び)から、
心の状態―fun(楽しみ)に目を向けるようになりました。
自分が感じるexcellence(卓越)から、他人に承認され、
認められるachievement(達成)を重視するようになりました。

ある定義によると、“pleasure”は、満足の状態に対して、
“fun”は、快楽や楽しみを提供するものだといいます。
“excellence”は卓越している状態でそれ自体で素晴らしい
ものに対して、“achievement”は努力によって得られた
結果です。

“achievement”という言葉はアメリカのリーダーたちが
良く使い、アメリカの文化に浸透しています。小学生の
テストから、大学、社会人になってもそれを求められます。
ただ、それが果たして、いいのか。
ウォールストリートはあまりにも“achivement”ボーナス
を求めすぎたために、崩壊した。
達成して名声を得ることに対してのみ焦点を当てていないか、
今は“やること(doing doing doing)”ばかりに目が向いて
いないかと筆者は警鐘を鳴らしています。

あるアメリカ人の有名作家が書いています。
イタリアの小さな街を訪れたとき、自分は何もしないことが
こわくて、何かしなければ仕事を探したのに、イタリア人は、
"何もしない美しさ”をマスターしていたといいます。

面白いなーと思いました。
今は何かをやって達成し、それを認めらたいということが
重視されている、しかも、それは楽しくなければいけない。

少しむずかしい話ですが、いろいろと考えされられたのでした。
みなさんはどう思われるでしょうか?
by jungae | 2010-11-12 07:30 | NewYorkTimesの気になる記事