人気ブログランキング |

アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

『PULL』の哲学 時代はプッシュからプルへ―成功のカギは「引く力」にある 

先日、“『PULL』の哲学 時代はプッシュからプルへ―成功のカギは
「引く力」
にある”という書籍を読みました。
e0123104_7142967.jpg


とても感じることが多かったのですが、感じたことをまとめてみます。
ただ、かなり長くなってしまいました。もりだくさんの内容で、うまく
説明できるか不安ですが、よかったらおつきあいください。

○現在は「知識のストック」は大切ではなく、「知識のフロー」に
乗ることが大切。
「知識のストック」はあっという間に古い情報になる。
新しい「知識のフロー」に参加することによって、自分の中の知識
のストックを、いつでも最新の状態に保っておく。どんな分野に働く
人でも絶対におろそかにできず、個人であっても、大きな組織であっ
ても、知識のフローに乗り遅れてはいけない。

○新しい知識が存在するのは「エッジ」と呼ばれる場所。
「エッジ」は先端とか端っこという意味で、世の中の中心やメイン
ストリームから離れている場所。
最先端のことを知りたいならば、エッジで活躍する人たちの動向に
注目しなければならない。

○「コラボレーション曲線」
従来の経験曲線(ボストン・コンサルティング・グループが1960
年代に考えたもの)では、経験が増えるほど、パワーマンスの向上
ペースが遅くなるという現実があった。
しかし、プルのテクニックを使うと、それとはまったく異なること
が起こる。経験を積むほど向上のペースが速くなる。たくさんの人
が参加することで、効果がどんどん大きくなっていく。
ここで大切なのは、パフォーマンスを向上させてくれるような、
まったく新しいコラボレーション。

○プッシュの考え方
世の中に存在するものには限りがある、エリートが決断を下す、
人間は型にはめなければならない、大きいことはいいことだ、
需要は予測できる、リソースの配分は中央が決める、需要は
満たすことができる。

○知識のフローはエッジで花開く。しかし、それは新しい世界
なので、形にならないもやもやしたものなので、アクセスしたり、
言葉で表現したりするのがむずかしい。
ほとんどの知識は、最初はもやもやとした状態から始まり、
その後体系化されて形のある知識になる。つまり明確な面と
もやもやした面を持っている。
たとえば、自転車に乗る方法は体で覚える。いくら本を読んで
も自転車は乗れず、実際にやってみて体得していく。

○もやもやとしたものをどう伝えるか。
長い時間をかけて信頼関係を築いていくことが大切。もやもや
とした知識は微妙なニュアンスを含むので、信頼関係がないと
なかなか伝わらない。

○現在はコアもエッジもお互いを必要としている
エッジの住人は、その場所にとどまっているかぎり、文化や
社会の中心的な存在にはなれないし、コアにあるお金や人脈
にもアクセスできない。
エッジは、フローを通してコアを変えていく。
たとえば、あるサーファーの技をビデオグラファーが撮影し、
それをネットに流したことで、他のサーファーたちが見て、
自分でやってみようと言うことになる。
エッジをコアに結びつけるのが、ネットの普及などで現在
は容易になっている。

○セレンディピティ
セレンディピティ(偶然)は偶然起きるわけではない。自分
で努力して引き起こす。
セレンディピティを人から起こすには「環境」「実践」
「準備」が必要。
確立を上げるコツは以下の通り。
・同じ情熱を持つ人と出会える確率が高そうな環境を選ぶ。
・もっとも価値のある人に、自分の存在を知ってもらい、
忘れられないようにする。
・相手の仕事に協力し、自分の仕事にも協力してもらう。
・正しい人と、正しいときに出会い、交流する。
・全てのセレンディピティを最大限に活用する。

○セレンディピティを実践するには、まずは注目される
ことが大切。そしてその注目を管理できる人が経済的な
価値を生み出せる。
膨大な情報の中から、自分にとって本当に必要なものを
選び出す人がこれから成功できる。

○世界を変える戦略に参加する人の基本的な資質。
①リーダーの能力を正確に知る
②自分独自のニッチを作る能力を持つ
③学習者の気持ちを忘れない

興味深いですね。プルの時代には、自分もしくは誰かと
コラボレーションしながら、役立つ情報を発信し、注目を浴び、
絶えず磨き続けることが必要なのだなーと感じました。

まだまだ興味深いことが書いてあったのですが、これくらい
にしてみます。

よかったら、手にとってみてください。
by jungae | 2011-06-08 07:47 |