リゾナーレへの旅(4)―リゾナーレの魅力
2011年 07月 19日
後半の途中から見たのですが、感動しました。
New York Timesなどでも報じられているので、近日中に紹介したいと
思います。
今回は、少し長くなりましたが、リゾナーレの旅の第4回、最終回です。
今回は私なりにリゾナーレが人気がある理由について、子どもを連れていく
身として感じたことがあるので、かなり主観的ですが、感じたことをまとめて
みます。
これまでのブログでもいろいろと子供が楽しむ工夫はしてあるのですが、
設備の中でちょっとした工夫が子供のことを考えているなーと思いました。
子供用のスリッパ。1種類ではなく、いくつか用意してありました。
すごく細かいですが、プールの更衣室に置いてあったドライヤー。
コードの部分を薄いテープのようなもので巻いていてくれました。
子どもはコードなどのひもが好きで、ひっぱ足り、口で噛んだりした
がるので、ちょっとしたことですが、ありがいのです。
なお、何より感じたのは、施設は広々としてとても素晴らしいのですが、
やはり「人」がすばらしいということ。
「つるりん」という愛称で呼ばれていたこの方。
子どもと遊ぶのが本当にうまくて、数分前まで泣いていた子供たちが
一緒に遊ぶと笑って帰ってきます。
私の娘は初対面の人は少し怖がるのですが、すぐに打ち解けていました。
「心を開いていい人」というのが子供にもわかるのかもしれません。
葉っぱで音をならずつるりん。
元気な声で話し、本人が一番楽しんでいて、それがいいのかもしれません。
他のスタッフの方も、子どもがぐずっていると、すぐに声をかけてくれて、
「大丈夫ですか?」「抱っこしましょうか?」とこえをかけてくれました。
最近『「応援したくなる企業」の時代』という本を読んだのですが、
そこでリゾナーレを運営する星野リゾートのことが、たまたま少し紹介
されていました(この本の感想は近日中にご紹介できればと思います)。
スタッフに「自由に発言する」ことを徹底し、上司やリーダーは意見の
聞き役に徹し、現場にスタッフが自由に発言し、そこからできることを
吸い上げていったそうです。
そのような努力があるのですね。
最終的に私が感じたのは、、
「ちょっとしたことの積み重ね」がやはり一番大切なのではないかと
いうこと。
施設はもちろん申し分ないのですが、一つ一つを見るとそんなに派手な
ことではなく、ちょっとした工夫。ただ、それが積み重なっていくと、
なんだかとてもファンになり、また来たいなーと思わせるのです。
スタッフの方についても、ちょっとした気配りがまたきたいなーと思わ
せてくれます。
1泊2日という短い旅でしたが、いろいろと魅了され、経営という観点
からもいろいろと学ぶことが多い旅でした。
機会があったら、訪れてみてください。
また、長い報告にお付き合いくださり、ありがとうございました。
良い1週間を過ごされてください。