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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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直球勝負の会社―日本初!ベンチャー生保の起業物語 byライフネット生命出口治明社長

ライフネット生命の出口治明社長に以前お目にかかったことが
あるのですが(そのときの話はこちら)、ある仕事で改めて直接
お会いし、話を聞く機会がありました。
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一緒に写真を撮っていただきました。
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読んでみてくださいと、この『直球勝負の会社―日本初!ベン
チャー生保の起業物語
』をいただきました。
いい機会なので読んでみました。どんな思いで会社をされたのか、
いろいろと感じることがありました。
起業に際してのいろいろなことも勉強になりましたが、出口さん
の信念のようなもので気になったことがあるので、まとめてみます。

○共助の仕組みが大切
人間の歴史を見るとつくづく人間は一人では生きていけない弱い
動物である、と思い知らされる。助け合いこそが、人間社会の要。
助け合いの形には、自助、共助、公助という3つのパターンがある。
自助は好ましいけれど、グローバル時代の今の状況を考えると
むずかしい。公助ははるかにむずかしい。すると、共助の仕組み
必要なのではないか。生命保険は代表的な共助の仕組み。

○多くの自叙伝を読んでわかったこと
本を読むのがとても好きだそうですが、人間の一生は人智を
超えた何か大きな力によって動かされている。

○仕事は本来単純で合理的なもの。90%の人が与えられた課題に
対して真摯に向かい、正しい解を見つけられる。しかし、現実の
世界では、90%以上の人が正しい解からはずれてしまう。仕事の
目的以外のことを考えてしまうから。上司がこの発想を嫌うだろ
う、前回の会議で評判が悪かったなど。
できる限り、仕事の本来の目的だけを考えようと努めた。どんな
に小さな仕事であっても、純粋のその仕事の目的だけを考えて工
夫すれば、達成感もあり、楽しい。

○日本生命に勤務していたときに、部下たちに「生命保険経営」
という雑誌に毎月寄稿させた。不満を言う人もいたが、
「お小遣い(原稿料)が入る、賢くなる、有名になる」という
3つの利を説いて説得した。
何事も文章で書いてみると、頭の中が整理される。

○ロンドンにいたときに保険ブローカーから教えてもらったこと
英国の初等教育のポイントは二つ。人間はそれぞれ顔が違うよう
に、考え方も違う、自分の考えをしっかり話せるように指導する
ことがひとつ。もう1つは、そういう人たちが集まって社会を
形づくるのだから、queue(並ぶこと、お互いに譲ること)を
教えること。

○スイス銀行の幹部が言ったこと
スイス銀行内では、ポストが与えられない人間を組織内に
抱えていれば、彼は、無為に年を重ねるだけ。飼い殺しほど
非人間的なことはありません。すぐクビにして、彼に新しい
チャレンジの機会を与えるべき。

○仕事はスピード
物理で「運動量=質量×速度」と学んだが、個人の能力を質量
と考えると、スピードを増すほうが、相手に与える印象力は違
ったものになる。
すぐレポートが出てくれば、多少不出来でも、これだけ早いの
だからと大目に見がち。逆に遅くなると、レポートが完全でも、
これだけ時間をかけたのだからと、見る目が厳しくなる。

○時間もスタッフも無制限ではない
現実のビジネスはお客さまがいて、締切があり、時間もスタッ
フも有限な中で行われる。どのような状況でも、コンスタント
に70点の答案を書ききるのが仕事。

これ以外に人とのつながりを本当に大切にされていて、誘われ
たら必ず顔を出すようにしていて、それが会社を企業する、
ということにもつながったとおっしゃっていました。

問題意識を持って、取り組まれているとともに、すごく人生を
楽しんでいるとも思いました。
いろいろと学ぶことがたくさんあったのでした。
by jungae | 2012-02-18 08:07 |