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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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新興国の中での格差(IHT5月29日)

International Herald Tribuneを読んでいて、気になる記事(5月29日)があったので、
ご紹介します。

1998年にノーベル経済学賞を受賞し、現在はハーバード大学で教えている
Amartya Sen教授の記事です。

先進国がサブプライムローン問題や食糧・燃料価格の高騰で経済停滞をしている中で、
中国やインド、ロシアなどの新興国は目覚しい発展を遂げています。

しかし、Sen氏によると、新興国の中での格差が深刻になっていると言います。
経済発展のうまみを享受し、豊かになっていく人々がいる一方で、そのうまみを享受できず、
貧困にあえいでいる人がいます。食糧価格が高騰する中で、それに見合う対価を払える人と
払えない人がいて、格差が広がっています。

グローバル化が進む中で、先進国での持てる者(haves)と持たざる者(have-nots)の
議論が起きていますが、経済成長を遂げている国の中でも、その格差は広がっています。

新興国が経済発展を遂げ、食料需要が増している。これ自体は良いことなのですが、
その豊かさを受けられる人と受けられない人がいるのです。

食糧価格の高騰は、食糧の生産が減少しているからではなく、世界的に需要が高まり、
供給が追いついていないことが原因。

これらを解決するためには、グローバルな視点でこの問題を捉え、それぞれの国が
協力・協調していくことが求められています。まずは問題をしっかりと認識することから
始めなければいけないといいます。

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本当にすごいスピードでグローバル化が進んでいることを実感する今日この頃。
食糧価格の高騰の問題や景気停滞への対応策を、以前は一国だけで考えていれば
よかったのですが、今や一国だけでは解決できなくなっています。
また、持てる者と持たざる者の問題は、先進国だけでなく、新興国でも深刻になっている。

世界のいろいろな国々が協力し合って、問題に取り組んでいかないといけないなーと
改めて実感させられた記事でした。。
by jungae | 2008-05-31 07:32 | そのほかの気になる記事