リーマン・ブラザーズの破綻に思うこと
2008年 09月 17日
その影響で、ヨーロッパ、アメリカ、日本の株式市場が軒並み下落。
世界同時不況が叫ばれるようになっています。
リーマン・ブラザーズはサブプライムローンなどの不動産関連の商品で
業績を伸ばしていましたが、昨年のサブプライムローン問題で大きな影響
を受け、巨額損失を出しました。
アメリカの第4位の証券会社であるリーマンが破綻するとは、アメリカの
経済状態がいかに深刻か、考えさせられます。
バンク・オブ・アメリカは、リーマンを買う姿勢も見せつつも、メリル・リンチを
買うことに。ものすごい駆け引きがあったのでしょうね。
個人的なことなのですが、大学4年生のときにメリル・リンチの日本法人で
インターンをしたのです。そのときは見習いのような感じで何ができたという
わけではないのですが、周りでは「○○銀行と200億のディールをまとめ
てきた」などという話がされていて、当時の私には、桁違いの金額の話で、
まったく想像ができませんでした。
(実際に目の前にお金があるわけではないですし。)
私自身は金融業界にあまり関心を持てませんでした。
アメリカの5大証券のうちの、3つが消えるという自体。
(世界5位のベア・スターンズは個的資金で救済されてJPモルガンに買収され、
4位のリーマンは救済されないというのも不思議だなーと思いますが。)
ウォール街を中心としたアメリカの金融経済が大きな転機を迎えていますね。