フジテレビがウェディング事業に進出?!
2008年 10月 09日
10月6日の日経MJ1面で紹介されていました。
(フジテレビは10月1日からフジ・メディア・ホールディングス
になりました。)
子会社として「ストーリアLLC」という会社を、2008年7月に立ち上げました。
俳優のようなメークをして、ドラマのような演出やアナウンサーが流暢に
司会をしてくれます。
この会社の社長を務めるのは、ドラマ「ウエディングプランナー」の
プロデューサーを務められた杉尾敦弘氏。
彼が言うには、ウェディングは「ドラマのインフラを活用できる有望分野」
だそうです。結婚の番組を中継する番組は多く、そのノウハウが生かせる
とのことです。
面白い発想だなーと思いました。確かに、記憶に残っているドラマの舞台で、
結婚式ができたら面白いと思う人もいるでしょうね。
ビジネスの観点から考えると、TVはインターネットなどに押されて広告収入が
減り、状況は厳しくなっています。なので、ほかで稼ぐ方法を考えないといけない。
そんな背景から、必然的に考えられたのかもしれません。
テレビ番組を作りながら培ってきた経験やノウハウを、別の分野で生かす。
その経験やノウハウはなくならない。いや、より重要視されるのかもしれません。
そんな発想の転換が大事なのでしょう。
(ちなみに、TBSは雑貨を販売するプラザ・スタイルを持つスタイリング・
ライフを子会社化したそうです。底での経験を、「番組・コンテンツ開発」
「通販」などに生かしていくようです。)
それにしても、テレビ局に入社したのに、ウェディングの仕事をしている
となったら、ちょっと不思議に感じるかもしれませんね。