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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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2008年の終わりに

先ほどのブログを今年の最後にしようと思いつつ、2008年を終えるにあたって、
自分自身のことを少し考えてみたいと思い、筆を取りました。

12月はじめに飯島愛さんが死亡していることが発見されました。
病気だったとの話もあり、死因についてはまだはっきりしていません。
彼女の話を聞いて、「死」や「人生」について、改めて考えました。

私自身は「死」というものは結構身近なものでした。
というのも、父を2歳のときに交通事故で亡くし、その後は母方の祖母の
家で、母が女手一人で育ててくれました。父の記憶はほとんどありません。

父が亡くなったときは2歳年下の弟は生後2ヵ月。母が父を失った喪失
感の中、2ヶ月と2歳の子どもを育て、どのように苦境を乗り越えたのか、
想像を絶します。子供を持った今、本当に頭が上がりません。

「父親がいないからといって卑屈になってほしくない」
そんな思いで子どもを育てたと、最近母は言っていました。
親族が近くにいて、週末になっては集まっていたので、父親がいなかった
ことでそれほど寂しい思いをしたことはありません。

ただ、私自身は父がいなかったことで、多少なりともコンプレックスを
感じたことがありました。高校生の頃にみんなの前で家族の話を
しなければいけないことがあり、嫌で嫌でしかたなかったです。

また、結婚をしたきに、父がいなかったので、父親のいる家庭がどんな
ものかが想像がつかず、彼とどう接していいのか、少し悩みました。
ただ、実際には家庭の形に正解はなく、彼と相談し合いながら築いて
いけばいいのだと、少しずつ考えられるようになりました。

32歳の若さで突然の「死」を迎えた父。
彼はその人生をどう考えていたでしょうか?

その亡くなった父の年齢を越えました。
「人は死ぬ」ということが身近にあった中で、知らぬうちに自分自身に
言い聞かせてきたことがあったように思います。

「命を大切にしなければいけない」
「人生は一度きりしかない。失敗をしてもいいから、チャレンジする」
「後悔はしない」
「いつ死んでもいいように、精一杯生きる」

どれも当たり前のことのようですが、自然とこんな考え方をするように
なりました。

これらとともに、肝に銘じているフレーズがあります。

Life is an adventure.
Seize each moment and make it your own.
人生は冒険。
瞬間をつかみとって、自分のものにしよう。

(何年か前に使っていた手帳に書いていた言葉で、気に入って
いて、ことあるごとに思い出しています。)

2008年の終わりを迎えるにあたって、「人生」や「死」について
考えてみました。

本年もありがとうございました。
by jungae | 2008-12-31 08:35 | 個人的なこと