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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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もっともっとの精神は終わり?

「もっと、もっと(More and More)」の考え方が今後はなくなっていくだろうと
いう記事を見つけ、とても納得してしまいました。
Thomas Friedman氏の"The Great Disruption"(3月8日)という記事です。

これまでのアメリカのシステムは、もっともっと多くのものを作って売ること。
そのためにもっともっと多くの工場を中国に作り、それによってもっともっと多くの
石炭を使い、もっともっと環境に負荷がかかった。そして、中国にもっともっと多くの
ドルを売り、もっともっと多くのアメリカの国債を買ってもらう。

「More and More(もっともっと)」の精神ですね。
ただ、これは水や森林など、自然を破壊して実現してきたもの。
何百万人の人が現在水不足や森林破壊で苦しい状況に置かれている。
到底次世代に引き継げるものではない。
「真の富を作り出しているのではなく、ねずみ講(Ponzi Scheme)だ」
とある学者が指摘しています。

もっともっとたくさんのものを作るのではなく、できるかぎりリサイクルできる
ものを生産していくことがこれからは必要だと指摘しています。
すでに各国でこのような試みは進んでいて、クリーン・パワーへの投資を
支援する動きが起きているのは、良い兆候。

歴史のさなかにいると今がいったいどのような時代なのかわからないもの。
ただ、将来子どもや孫に2008年はどんな年だったかと聞かれたら、
「“The Great Disruption(大崩壊)”が始まった年だ」と言うようになるだろうと、
Friedman氏は言っています。
(“The Great Depression(大恐慌)”になぞられています。)

たしかに「もっともっと」の精神は破綻しているのかもしれません。
自分自身を振り返っても、なんでもかんでもほしいということは、なくなった
気がしますし。

この経済危機は、新しい成長システムを考える機会を与えてくれているの
かもしれませんね。
by jungae | 2009-03-11 07:34 | NewYorkTimesの気になる記事