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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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「編集」という仕事の可能性

「編集」という仕事に長年携わっていますが、その可能性について、いろいろ
と考えさせられます。

先日、元書籍の編集者で、現在は「アテナ・ブレインズ」という会社を経営
されていらっしゃる方とひょんなことで仕事をいっしょにする機会があり、
彼女と話す機会がありました。

彼女は書籍の編集者としての大々先輩で(私は足元にも及びません)、
『ウェブ進化論』や『新しい中世』(サントリー学芸賞受賞)『パラサイト・シング
ルの時代』など、数々のヒット作を手がけていらっしゃいました。
(気になって手をとって読んだ本が、彼女が編集を手がけた本だったという
ことでよくありました。)

“編集者”といういうと、どんなイメージを持つでしょうか?
「本を書いている人?」というイメージ? 
ただ、本には著者という人がいて、その人が本を書きます。
編集者は読者がどんなものを望んでいるのかを把握し、それを著者に伝える、
そして、著者の魅力を引き出して、読者が手にとりやすいかたち(本)に仕上げて
いくということをする人だと、私は勝手に思っています。

彼女は、この編集者の能力が、企業のエグゼクティブにも必要ではないかと
考えています。これに私もすごく賛同しています。

アテナ・ブレインズの会社案内には次のようにあります。

“これからの時代は、すべてのエグゼクティブに、すぐれた“編集者”が必要です。
株式会社アテナ・ブレインズは、「知的創造の支援」を行うプロフェッショナル・サービス・
ファームです。
・・・
現代はリーダーに言葉の力がかつてないほど求められています。当社では、
経営者・エグゼクティブの方々をはじめ、各分野のリーダーの皆様の「言葉の
魅力」を支援するサービスを行っていきます。・・・”

ネットをはじめ、多くの情報が氾濫する中で、的確な言葉で自分の考えを伝える、
伝え続けることは、企業にも求められていると思います。
そこに“編集”という仕事が果たす役割は、これから大きくなっていくのではないか
と思います(欧米ではスピーチライターはすごく需要があり、オバマ氏のあの演説
も優秀な編集能力のあるスピーチライターが書いているとか)。

顧客のニーズを汲みとって、どのような言葉を使って彼らに訴えるか。
“経営のわかる編集者“という仕事は大きなニーズがあるように思います。

勝手な雑感ですが、彼女との出会いを通して、あらためて「編集」という仕事に
ついて考えさせられたのでした。
by jungae | 2009-03-17 06:46 | コミュニケーションに関すること