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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん

2010年 08月 12日 ( 1 )

人生は計画できるものなのか。
少し前になりますが、気になる記事を見つけたので、ご紹介します。
The Summoned Self(呼び出される自分、8月3日)というものです。

人生の考え方には2つがあります。

1つ目の考え方が「Well-Planned Life(周到に計画された人生)」。
現在のハーバードビジネススクールの教授である、Clayton Christensen氏は、
若いときに自分の人生の目的を明確にするために、多くの時間を投資するように
学生たちにアドバイスしています。
教授自身は、奨学金をもらってオックスフォード大学で勉強をしていたとき、
毎晩1時間を読書したり、考えたり、お祈りをしたりしながら、なぜ自分が
生まれてきたのかを考えていたと言います。
「これを続けることはとても大変なことで、通常の勉強以外にそんな時間を
確保できるか不安もあったけれど、それを続けたことで人生の目的を見つけ
られた」と語ります。
いったん目的を見つけられたら、自分の時間とエネルギーと才能をどのように
割り振るのかを考えなければいけず、多くの優秀な人がここで失敗をしている
と言います。

この考え方に基づくと、人生は良く設計されたプロジェクトで、最初に慎重に
考え出され、途中調整が加えられながら、最後に達成されていきます。

2つ目の考え方が「Summoned Life(呼び出される人生)」。
人生は達成されるプロジェクトではなく、切り開かれていくよくわからない
風景だと考えます。24歳の人に座って人生の目的が何かを考えさせても、
そう簡単に答えは出てこない。人生の中では、何が起こるかわからないし、
親になることや年を取ることがどういうことなのかを漠然とはイメージでき
ても、実際に体験してみないとわからないこともとても多い。
このように人生を考える人は、選択をして最大の効率を得るというビジネス
的な考え方を、人の人生についても行うことに疑問を持っています。効率的
な選択をする前に、家族や自分の信念を大事にする人もいます。

Well-Planned Lifeの人は、「自分は何をすべきか?」ということを常に
自問します。
一方で、Summoned Lifeの人は、「この状況は私に何を求めているか?」と
自問します。この特定の時期にこの特定の問題に直面したが、「この状況は
私に何をするよう勧めているのだろうか?、私が果たせる役割は何か?」
と考えます。損得の計算や長期的に計画されたことではなく、状況を観察し、
気づき、自分のすべきことを見つけていく方法だと言います。

筆者のDavid Brooks氏によると、アメリカでは1番目の人が多く、それが
賞賛されてきた傾向があるそうです。どちらが正しいというわけではないけ
れど、人生を豊かに生きていくためには、役立つ方法ではないかと言います。

周到に計画された人生と流れに任せて考え行動する人生。

個人的に考えると、1番目の生き方をできる人はとても強い人かなーと思い
ます(現在のプロフェッショナルで活躍する人たち(たとえばスポーツ選手
など)は、このような信念を持って人生を歩んできた人ですね)。

一方で、2番目の生き方もありなのだなーと気づきました。
私自身を振り返ると、こちらに属するような気がします。
学生の頃に何がしたいかよくわかっていなかったですし、自分が会社を起業
するとも考えていませんでした。ただ、その時々で自分ができることを
精一杯やろうと取り組んできて、いろいろな縁があって、今の状況にある
ように思います。

どちらが正解ということではないのですね。
ただ、時々で最善を尽くすということは、どちらの生き方でも大切かなーと
思いました。

みなさんはどちらに属するでしょうか?
by jungae | 2010-08-12 07:16 | そのほかの気になる記事