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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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カテゴリ:NewYorkTimesの気になる記事( 165 )

有能な人たちがビジネスチャンスを求めてアメリカや先進国に行く、
頭脳の流出(Brain Drain)が以前話題になりましたが、今は逆の現象
が起きているようです。Many U.S. Immigrants’ Children Seek
American Dream Abroad
(4月15日)という記事です。

インドで生まれ、アメリカで育ったSamir N. Kapadiaはワシントンで
いい仕事につき、満足をしていました。しかしインドにすむ20代半ばの
友人や親せきが、インドでビジネスを始め、その楽しさやダイナミズム
について語るのを聞くにつけ、自分の9~5時の仕事はどうだろう、と疑
問に思い始めました。
そして、昨年ついに仕事をやめ、ムンバイに移りました。

アメリカに移住してきた人たちの中で、高度な教育をうけた後、自分の祖
先の場所に戻っていく人たちが増えていると言います。小さいときにアメ
リカに移り、国籍を取得した人もいれば、アメリカで生まれた人もいます。
アメリカンドリームを実現できる、希望の場所とされていたアメリカの地
位が揺るがされているかもしれない、という見方もあります。

これまでは発展途上国の優秀な頭脳が西側に流出していく、ということが
問題になっていましたが、それは今ももちろんがありますが、一方で、中
国やインド、ロシア、ブラジルなどではその逆の流れもあります。
彼らが本国に戻ることはアメリカにとっても悪いことではない。アメリカで
学んだ知識や人脈を生かし、本国でビジネスを行い、アメリカにその富を
もたらすこともある。「頭脳の循環」(Brain Circulation)とも言えるの
ではないか、と言います。

ただ、アメリカを去り、祖先の国に戻る、ということに反対する人もいます。
両親です。両親はチャンスを求めてアメリカに来て、一生懸命働いて育てた
のに、なぜ今さら戻るのか?と考える人も多いとか。ただ、実際に成功を
治める姿を見て納得する人もいるとか。

アメリカンドリームを求めてアメリカへ。
しかし子供たちはアメリカで学んだことを活かし、祖先の国に戻っていく。
頭脳の循環。
グローバル化が進んだからこそ、自分の能力を活かすチャンスがあれば、
どこでもいい。今は先進国は景気が悪いので、発展途上国のほうがビジ
ネスチャンスがある。

アメリカだけがあこがれる場所ではない。
いろいろな意味で少しずつですが、変化が起きているのかもしれない、
と感じました。

みなさんはどう思われるでしょうか。
by jungae | 2012-04-18 06:59 | NewYorkTimesの気になる記事
「平均は終わり」
少し前になりますが、New York TimesでコラムニストのThomas
Friedman氏が興味深いことを書いていたので、ご紹介します。
Average is Over(1月24日)というものです。

繊維業界に目を向けると、あらゆる業務が自動化され、ある工場
では従業員は2人、人間と犬しかいない。人は犬に餌をやり、犬は
人間を機械から放そうといろいろ画策している。(つまりそのよう
なことをしていても、機械は動いている。)

アメリカで失業率が高いのはなぜなのか。
中産階級の仕事が奪われているのは、景気の影響もあるが、グロ
ーバリゼーションと情報技術の革命の影響も大きい。機械や外国
の労働者に奪われているからである。

以前は平均的なスキルを持った人たちは平均的な仕事をし、平均
的なお給料をもらい、平均的な暮らしをしていた。
しかし今は平均は終わった。平均であることだけで、今まで得て
きたものが得られる時代ではない。
安い労働力や安いロボット、安いソフトウェア、安い自動化が
手に入る中で、平均ではこれまでの生活は保証されない。
今の時代には、何かエキストラなもの、ユニークな価値を提供
できることが不可欠である。

新しいテクノロジーはこれまでも人の多くの仕事を奪ってきたが、
これまらもそうだろう。馬がずっと指示されていたら、車は生ま
れなかっただろう。
ただし、2000年から2009年の間はその変化のスピードがかなり
早く、過去の70年に得たものをすべて消してしまった、製造業
の仕事の3分の1、600万人の雇用がアメリカで失われた。
レストランではウェイターやウェイトレスを使う代わりに、
iPadを使ったサービスを導入したところもある。ドレッシング
を多めにや、ベーコンを固めに、など細かい注文ができる。

いつの時代に変化はあるし、新しい仕事や製品、サービスが
生まれる。けれど、ひとつはっきりしているのは、グローバル
化とIT革命によって、「ベストな仕事」というのは、平均以上
のスキルを持った人しかできず、その教育が必要である。

平均的な人間になればいい。
そのようなことが言われていることもありましたが、今はそれ
では平均的な生活は保証されない。
平均ではなく、何か抜きんでたものを探し、それを磨く、そん
なシステムや教育が必要なのかなーと思いました。
厳しい時代ではありますね(子供の生きる時代がどんな時代に
なるだろうと考えると、やはり少し考えてしまいます)。

みなさんはどう思われるでしょうか。
よい1日を過ごされてください。
by jungae | 2012-03-18 08:58 | NewYorkTimesの気になる記事
インターネットであらゆる情報が流れる中で、あらゆる人が書く
ことができる、この時代に書き手に求められるものは何か。
New York Timesで興味深い記事を見つけました。
A New, Noisier Way of Writing(2月24日)という記事です。

インターネット上で様々な人がいろいろなことを書いています。
多くの新聞社は読者に議論に参加することを促し、企業は顧客に向けて
宣伝するのではなく、顧客と"engage"(対話)することが求められます。

他者を上から抑える力ではなく、他者といっしょの力にシフトする中で、
書き手、ライターに求められることは何か?

一つには、即座の、瞬間の文化があります。
Googleは瞬時に調べたいことを提供してくれます。
書き手は、考える前にネットをサーチしてすぐに書きます。
ここではクオリティよりも瞬発力が求められます。

一方でよい書き手は、その反対にあります。
時間をかけてじっくりと考えて、書いていきます。
Walt Whitmanは“Leaves of Grass"という書物を26年かけて
完成させ、出版しました。

V.S. Naipaulという著名なライターは次のように言います。
==
会話には2つの方法がある。1つは簡単、カジュアルなもの。
もう1つはよく考えられたもの。考えられた方法に自分の
名前を入れるが、簡単に考えたのには名前は入れない。
簡単に考えられたものは自分の考えの源になることもあるが、
最初に思い浮かんだときにはかなり乱暴なものである。
粗悪なものを考えながら磨いていく。
==

一方で、ネットの時代にはフィードバックがすぐに返ってくる
時代。どれくらい見られたか、どんな反応があったか、数字で
すぐにわかる。それとどう向き合っていったらいいのか。

書き手の中には書きながらオープンになり、読者からフィー
ドバックをもらい、ストーリーを書いている人も今はいます。
ブラジルのベストセラー作家のPaulo Coelho氏は言います。
「人々は以前は書き手を象牙の塔にいる賢い人、知識があり、
手の届かない人と思っていました。今はその象牙の塔がなく
なりました。言っていることを読者が好きでなければ、彼らは
言ってくる。書き手が自分の世界だけで生きられる時代ではない」

即座で、フィードバックに左右される、オープンな世界で書き手は
どんな役割を果たせるだろうか、時間をかけて考えられた、練られた
ゆっくりとした考えやアイディアに余地はないだろうか。

このように締めくくっています。

興味深いなーと思いました。
スピードが求められる時代だから、瞬時に情報を伝える必要がある
けれど、そういう時代だからこそじっくりと時間をかけて考えるも
のも必要になる。
そのバランスかなーとも思います。

みなさんはどう思われるでしょうか?
by jungae | 2012-02-29 08:02 | NewYorkTimesの気になる記事
仕事ができる人の間でパソコンモニターを何台も使う人が急増中だとか。
In Data Deluge, Multitaskers Go to Multiscreens(2月7日)とい
う記事です。

デジタル時代に働く人は、メールを処理しながら、文書を作成したり、
ウェブサイトを調査したり、オンラインのカレンダーに書き込んだり
する。うまくやるために、マウスの操作に熟達し、一つのモニターに
いくつものウィンドウを表示させます。

しかし、最近もう一つの戦略が生まれています。
それは2つ目、3つ目のコンピュータースクリーンを持つことです。
マルチスクリーンに慣れると、一つのモニターで行ったり来た
りするのにフラストレーションを覚えるとか。

サンフランシスコのある女性は、あるモニターでブログを書き、
もう1つのモニターで他の日ごとのブログやTwitterを見る。
「何かを見逃したくない」と言います。

ある調査によると、昨年世界的に1億3000万台のデスクトップ
コンピューターが売れる一方で、モニターは1億7900万台売れ
ました。
あるテクノロジー会社はマルチモニターがあることをリクルート
の利点にしようとしています。

一方で、6つのモニターを操るあるトレーダーは言います。
「それが壁のようになって、他の人から疎外されているような
気分になる」

私自身はマルチモニターは使っていませんが、ある人の会社に
伺ったとき、社員の人の机に3つくらいモニターがあって驚いた
ことがあります。
仕事の効率は上がりそうですが、それが当たり前になるかどうか。
少し考えてしまいました。

みなさんはどう思われるでしょうか?
by jungae | 2012-02-13 07:51 | NewYorkTimesの気になる記事
上場が予定され、注目を集めるFACEBOOK。
上場によって、50億ドルとも100億ドルとも言われる資金を
調達予定で、多くの億万長者が生まれる予定。FACEBOOKの
No.2であるSheryl Sandberg氏が注目を浴びています。
The $1.6 Billion Woman, Staying on Message(2月4日)
という記事です。

FACEBOOKのNo.2であるSheryl Sandberg氏は、上場がうまく
いけば、16億ドルの女性になります。
彼女は先日開催されたダボス会議に参加しましたが、そこで
話したのはFACEBOOKについてではなく、女性についてでした。
彼女を自分のことをテクノロジーやビジネス界で働く女性の
ロールモデルになれたらと考え、女性に高い目標を持って
がんばることを促しています。
精神論だけではなく、ビジネス戦略においても女性はとても
大切。FACEBOOKの8億4500万人のユーザーの過半を女性が
占めていて、女性のほうが積極的に利用しているとか。
FACEBOOKの成長を支えるのに男性だけでなく、女性も必要
だと考え、積極的に採用してきました。

Sandberg氏はスピーチがとてもうまく、YouTubeで彼女の
スピーチは20万回以上見られており、大学の授業でも使われ
ているとか。
シリコンバレーには活躍する女性がいたものの(HPの元CEO
Carly Fiorina氏やeBayのCEOのMeg Whitman氏など)、
Sandberg氏ほど女性の活用に積極的になった人はいなかった
そう。Sandberg氏はハーバード大学、ハーバード大学のビジ
ネススクールを卒業して世界銀行に就職、その後Lawrence
H. Summers元財務長官の元で働き、Googleへ。そして2008
年にFACEBOOKに移りました。
ご主人はウェブ調査を行う会社を起業しCEOを務め、2人の
子どもがいます。

シリコンバレーの男性が会議や会合、週末のバイク旅行で人脈を
広げる一方で、彼女は別の方法で女性にその機会を提供。
過去7年間、毎月彼女の家でディナーパーティを開催し、
数十人の女性を集め、ゲストスピーカーに話をしてもらう会を
主宰。ゲストスピーカーには、マイクロソフトCEOのSteven
A.Ballmer氏やニューヨークの市長、Michael R. Bloomberg氏
なども登場。家で気軽に話ができるのがいい、彼女は女性に
とって(特にテクノロジーの分野で)大きなロールモデルに
なっている、と参加した女性は語っています。

ロールモデルがいること、とても大事だなーと最近感じます。
こんな素敵な女性がいることで、刺激を受けて育っていくだ
ろうなーと感じたのでした。

みなさんはどう思われるでしょうか。
by jungae | 2012-02-08 07:52 | NewYorkTimesの気になる記事
製品は世界中で作られる時代。
Made in the Worldという考え方になっている。ニューヨーク
タイムズでThomas Frieman氏が興味深い記事を書いていました。
Made in the World(1月28日)というものです。

現在、多くの企業のCEOの世界の見方と政治家たちの世界の見方
に大きな開きがあると言います。

政治家はある特定の場所に住んでいる人のブロックとして世界を
見ていて、その地域で投票者の経済的便益を最大にすることが
自分の仕事だと考えている。
一方で、多くのCEOは、グローバルサプライチェーンを通して
製品を世界のあらゆる場所で作り、あらゆる場所で売れる、と
いう観点で世界を見ている。

CEOは最近“Outsourcing”という言葉を使わない。彼らの世界
では、“in"や"out"という考え方はない。ビジネスの世界では、
ベストのクオリティ、最も安いコストにアクセスできるグロー
バルサプライチェーンを通して、あらゆる製品やサービスが
想像され、デザインされ、マーケティングされていく。
"Made in America"ではなく、"Made in the World"の製品が
日に日に増えている。
多くの企業が自分たちを世界の市民と見ている、一方で、
オバマ大統領はアメリカの大統領である。そこに相容れ
ない状態が発生する。

香港の繊維会社のある社長は「以前はアジアにアウトソースし、
ヨーロッパやアメリカで売っていました。今は、どこにでも
ソースし、どこにでも生産し、どこにでも売る。“export"
(輸出する)という考え方がなくなりつつある」といいます。

「Outsourcingは10年前のこと。ソフトウェア開発をできる
人を海外に送ろう、R&D(研究開発)部門のPhD(博士号)
を持った人たちをシンガポールや台湾、中国に住まわせて
そこで仕事をさせよう。それが次の進化である」
とあるCEOは語ります。

「潜在的顧客の96パーセントはアメリカの外に暮らしている」
とデルの創始者のマイケル・デルは語り、売る国で製品をデザ
インし、製造する必要があるといいます。

アメリカがこのような世界で戦っていくにはどうしたらいいのか。
高等教育、よいインフラ、質の高い政府のリサーチ、起業を後押し
するシステム―これらのアドバンテージを広げ、力を合わせなけれ
ばならない、とThomas Friedman氏は振り返っています。

政治家が見ている世界と、企業人が見ている世界が異なる。
Outsourcingという考え方がなくなっている、世界中、ベストの
クオリティ、ベストのコストパフォーマンスで作れる場所で作ら
れ、売られる。
興味深いなーと思いました。

一方で、そんな世界で逆に日本のものづくりは何ができるのか。
それに勝る何か付加価値を提供していかなければいけないので
はないか、とも感じました。

グローバル化は本当に考え方を根本からかえる、大きな変化を
もたらしているのだなーと思います。

みなさんはどう思われるでしょうか?
by jungae | 2012-02-04 08:30 | NewYorkTimesの気になる記事
Appleの製品は世界的にヒットをしていますが、アメリカで雇用を
生み出していない。iPhoneはすべて中国で生産されました。なぜ
アメリカで作られないのか。興味深い記事を見つけました。
How the U.S. Lost Out on iPhone Work(1月22日)というもの
です。

オバマ大統領は昨年2月にシリコンバレーの企業とトップたちと
ディナーをしました。オバマ大統領はスティーブ・ジョブス氏
に投げかけました。
「iPhoneをアメリカで作ったらどうなりますか?」

少し前まではAppleは製品をアメリカで作っていましたが、
昨年売り上げた7000万個のiPhone、3000万個のiPad、5900
万個の他の製品は海外で生産。

ジョブス氏の回答は明快。
「それらの仕事はアメリカに戻ってきません」

海外の労働力が安いからという理由だけではありません。
それよりもむしろ、海外の工場の規模、フレキシビリティ、
勤勉さ、製品に対するスキルがアメリカのそれよりも優れて
いるからです。
「Made in the U.S.A」がほとんどのAppleの製品で
実行可能なオプションではないと言います。

Appleは地球上でもっとも称賛される企業の一つになり、
昨年は1人の従業員あたり40万ドルを稼いだことになり、
Goldman SachsやExxon Mobil、Googleを上回ります。

オバマ大統領や経済学者、政策を決める人たちをいらいら
させるのは、他の巨大企業と比べて雇用を生み出していない
ということ。Appleはアメリカで43000人、海外で20000人
の従業員を抱えます。それに比べて1950年代にGeneral
Motors(GM)は40万人の人を雇用し、GEは1980年代に
数十万人を雇用しました。
多くの人がAppleと契約して働き、70万のエンジニアたちが
Appleの製品を製造していますが、彼らのほとんどが海外に
います。
Appleの例を見るだけど、アメリカでmiddle class jobを
生み出すことがむずかしくなったことがわかる、と言います。

iPhoneの開発の際に、発売の数週間前にスクリーンのデザ
インを変更する必要に迫られたのですが、中国のある現場
監督は、すぐに8000人の人を集め、クッキーと紅茶を渡し、
ワークステーションにつかせ、30分以内に12時間シフトで
新しいデザインのデザインのフレームに埋め込む作業を開始。
96時間以内に1日1万台のiPhoneを生産をしていました。

「スピードとフレキシビリティは並外れている」とある
幹部は言います。

かつて企業は「アメリカの労働者を支援することに義務感を
感じていて、ベストな選択でないとしてもアメリカの労働者
を雇用していました。しかし、今やそれはなくなり、利益と
効率がその寛容さを上回りました」とある教授は言います。

Appleの幹部は、会社が求めるスキルを持った労働者や十分な
スピードやフレキシビリティを持った工場がアメリカにない、
と言います。

ジョブス氏はディナーの最後にオバマ大統領に言いました。
「この国は本当にすばらしい。心配しているのは、解決策に
ついて十分に話し合っていないことです」

過去十数年、テクノロジーはソーラーパワーや風力エネルギー
発電、セミコンダクター分野での技術開発が雇用を生み出し
ました。しかし多くの産業がアメリカで生まれたものの、
多くの雇用は海外で生まれています。多くの企業がアメリカ
の工場を閉鎖し、中国で工場を作っています。
そうでないと、グローバル競争で勝っていけないと言います。

興味深いですね。
Appleはアメリカで生まれたけれど、海外の労働力を使い、
アメリカで雇用を生んでいない。
アメリカでは想像力やイノベーションが生まれるものの、
そこで雇用は生まれない。
先進国では同じことが起きているのかなーとも思います。

これからどうなるのだろう、これからはどんな職業が求められる
のだろう、改めて考えさせられました。

みなさんはどう思われるでしょうか?
by jungae | 2012-01-29 09:50 | NewYorkTimesの気になる記事
世の中が急激に変化する中で、これから必要とされる職業は何か。
ニューヨークタイムズで興味深い記事を見つけました。
In Big Data, Potential for Big Division(1月12日)というもの
です。

インターネットが普及したことで、多くの人がネットにアクセスし、
40億人が携帯電話を使い、そのうちの12%がスマートフォンを利用
する。その数は年20%の割合で増えている。
このことによって我々の働き方や生き方が大きく変化している。

課題となるのは“Big Data”をどう扱うかということ。
元ハーバード大学京周で米財務長官も務めたローレンス・サマーズ
氏は、この"Big Data"は、彼がわくわくする3つのものの1つだと
言います。McKinsey Global Instituteは、昨年に出したレポ
ートで、「Big Dataがイノベーションや競争、生産性の次の
フロンティア」になると述べました。

Mckinseyによると、テクノロジーの進化をのように分けられる。
○メインフレームの時代
○PCの時代
○インターネットとWeb1.0の時代
○モバイルとWeb2.0の時代
そして今は「Big Data」の時代に入ったと言います。

そのような時代に求められる、lovely jobは何か?
そのような「Big Data」を分析し、活用できる人材。
まずは統計学を知らないといけない。
Big Dataは数学的素質と訓練によってしか分析することは
できない。
McKinseyによると、2018年までに14万~19万人、深い
分析的能力を持った人が不足するだろうと予想されています。
もしそのような能力を持っていたら、“lovely job”につけ
て、お給料も期待できるだろうと言います。

興味深いなーと思いました。
世の中がこれほど変化し、どのような職業ならいい、という
ことが簡単には言えない時代。
ただやはり膨大な量のデータが行き交うようになり、それを
分析し、うまく活かせる人材は確実に必要になるのかなーと
も思います。

いろいろと考えさせられたのでした。

みなさんはこれからはやりそうな仕事はどんなものだと思いますか?
by jungae | 2012-01-17 07:50 | NewYorkTimesの気になる記事
欧州危機がいろいろと報道されていますね。
グローバル化の影響で、日本でも円高が進むなど、影響が出て
います。
ニューヨークタイムズでいくつか気になる記事があったので、
ご紹介します。

The Technocratic Nightmare(11月17日)ではコラムニストの
David Brooks氏が書いています。
彼は1990年代前半にウォールストリートジャーナルの記者として
ブリュッセルで暮らしました。当時はドイツのコール首相やフラ
ンスのミッテラン大統領が主導し、マーストリヒト条約や統一通貨
について話し合っていました。

公務員や高級官僚はわくわくしていましたが、一方でそれを懐疑的
に見る人もいました。ヨーロッパのリーダーたちは、法的にも経済
的にも一つのヨーロッパになると言いつつも、共通の言語や共通の
会話がないまま進んでいきました。政府の人やエリートたちはは
興奮していたものの、市民はある意味冷めた目で見ていました。

結果として、ヨーロッパの統合はあいまいでわかりにくいものに
なりました。マーストリヒト条約が締結されたとき、ブリュッセル
の講演では、EUの旗が振られ、スピーカーは大きな声を上げて
いましたが、市民はうんざりしていました。

EUは言語や文化や歴史的なベースがない中で、経済的に法的な
上部構造を作ろうとした試み。第2次世界大戦以降の世界がどう
進むべきか考えて取り組んだ最後の試みでもありました。

Brooks氏はブリュッセルをたってから17年経ち、EUはまだ
もっているものの、それぞれの国で共通の認識がないのは
変わらない。もう1度どう進んでいくべきかを考える時期だと
言っています。

私自身は超大国アメリカに対応するために、ヨーロッパが団結
する必要があった。ドルに対抗する通貨としてユーロを持つ
必要があった。
(実際ユーロやドルよりは今は高く、評価されているでしょうか。)
国のリーダーや官僚たちはある意味理想を追い求め、文化や共通認識を
持つことを後回しにして、推し進めた。
その結果無理に進めたこともあり、今それがいろいろなひずみを
産んでいるのかなーとも思います。

いろいろな国で共通通貨を持ち、強い通貨に対抗する。
一つの大きな取組みではあったでしょうか。

これからはどうなるでしょうか。
日本への影響も大きいので、注視していきたいと思います。
by jungae | 2011-11-29 08:04 | NewYorkTimesの気になる記事
教育がとても大切で、いい先生が求められている。
アメリカでもよい先生を確保することはとても大切になっているそう。
href="http://www.thomaslfriedman.com/" target="_blank">Thomas
Friedman氏がニューヨークタイムズで興味深い記事を
書いていたので、ご紹介します。
How About Better Parents?(11月19日)というものです。

アメリカでも教育の問題は深刻で、いい先生が必要になっている
と言います。優秀な先生がいることで子供たちはより達成してい
きますが、一方で、新しい研究がしてしていることがあります。
それは
==
よい親が必要
==
ということ。

子どもの教育に関心を持った親が、子供の達成に大きな役割を
果たしていきます。
OECD(経済協力開発機構)が3年ごとに15歳の子どもたちに対して
PISAというテストを行っています。読解力を問う問題や、
算数や科学で学んだことを活かして実際の問題をどう解決して
いくのかを問う試験です。
アメリカはシンガポールやフィンランド、上海に大きな遅れを
取っています。

このPISAの試験を行っているチームは、試験を受けた5000人
の親のところに行き、「子どもたちをどのように育てか、それ
がテスト結果にどう結びついたと思うか」を尋ねたそうです。

結果としては、
○学校に入った最初の年に毎日、もしくは週に2,3回両親が
本を読んであげた15歳の子どもは、両親があまり頻繁に読ま
なかったり、全然読まなかった学生よりも、2009年のPISA
テストでより高いスコアをあげたそう。

子どもたちに「学校はどうだった?」と聞き、彼らの学びに
興味を示してあげることだけでも全然ちがうとPISAチームの
リーダーは言います。宿題を見たり、学校に必ず行くように
し、努力を認め、褒めてあげる、親がこれをしてあげるだけ
で、子供の達成は変わってくると言います。

これはお金があるなしにかかわらず、どんな親でもできること
ではないだろうか。

よい先生に変わるものはないけれど、先生にすべてのことを
押しつけるのではなく、よい親も必要ではないか。
フリードマン氏はそのように締めくくっています。

本をできるだけ読んであげて、子どもに関心を示し、でき
たら褒めてあげる。ちょっとしたことですが、やはり大切
なのだなーと思いました。実践してみようと思います。

みなさんはどう思われるでしょうか?

よい週末を過ごされてください。
by jungae | 2011-11-26 08:48 | NewYorkTimesの気になる記事