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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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2009年も残すところ、あと2日になりましたね。
今年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか?

アメリカではオバマ政権が発足し、日本では鳩山政権が発足。
世界的に大きな“変化”のあった年ではないかと思います。

世の中の大きな変化を示す、興味深い記事を見つけたので、今年の最後に
ご紹介したいと思います。The Protocol Society(11月22日)という記事です。

19世紀や20世紀はわたしたちは“もの”を買っていましたが、
今は“プロトコル”=指示書、使用説明書(sets of instructions)を買っています。
これからは“プロトコル社会”になると言います。

ソフトウェアは、情報を組織化するためのプロトコルであり、新しい薬は化学を組織化
するためのプロトコルです。
ウォルマートは消費財を輸送しマーケティングするプロトコルを作りだしています。
車を買うときでさえ、車の金属やガラスにお金を支払うというよりは、デザインに埋め
込まれた知識に対して、大半のお金を使っています。

このプロトコル経済によって、大きな変化が起きています。
○あなたと私は同じ金属を同時に使うことはできないが、同じソフトウェアを同時に
使うことができる
○“もの”はなくなる可能性があるが、新しいアイディアは使い切ることはない
○“もの”は需要と供給の中で均衡を取るが、新しいアイディアには均衡はない

これからの経済の成功は、新しいプロトコルを作りだし、許容する能力にかかって
いると言います。プロトコルは手に触れられない(intangible)ものです。

言われて久しいかもしれないですが、“もの”の時代ではなく、“アイディア”の時代
になっているのですね。そして、筆者が書いているように、“もの”はなくなる可能性
があり、その結果取り合いをすることになりますが、“アイディア”はなくなることは
なく、多くの人が同時に使うことができます。取り合いの争いは起きないですね。

世界の人が使える“プロトコル”を作りだし、それをみんなで享受できれば、世の中
はいい方向に進むのかもしれないですね。
(なお、これに関して詳しく述べた“From Poverty to Prosperity: Intangible
Assets, Hidden Liabilities and the Lasting Triumph over Scarcity

という書籍が出版されたそうです。機会があったら、読んでみようかと思います。)

2010年以降もこの流れは続きそうですね。
私自身も、みんなが使えるような“アイディア”を創造すべく、日々学んでいけたら
と思います。

最後に・・・
今年もつたないブログを読んでいただき、本当にありがとうございました。
思いついたことを徒然なるままに書いていて、稚拙なことを言っていたりもしていると
思います。ただ、いろいろとコメントをいただきながら、1年間継続することができました。
重ねてお礼申し上げます。

2010年がみなさまにとって、素晴らしいものになることをお祈り申し上げます。
良い年をお迎えください。
by jungae | 2009-12-30 07:46 | NewYorkTimesの気になる記事