アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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スウェーデンは環境問題に積極的に取り組んでいる国として有名ですが、面白い
記事を見つけました。To Cut Global Warming, Swedes Study Their Plates
(10月22日)というものです。

37歳のある女性はオートミールを買おうとしたら、箱に次のように書かれていて
当惑したとか。
“製品1キロにつき87の二酸化炭素”

スウェーデンでは、パスタからファーストフードのハンバーガーなどの食品を
製造するにあたって排出される二酸化炭素の量が、商品のラベルやレストラン
のメニューなどに表示されつつあります。

車を買い替えるよりも、日々の食生活を変えるほうが、二酸化炭素の排出を
おさえるには有効だと科学者たちは言います。
スウェーデンは先頭に立って行っていきたいと考え、ガイドラインを作りました。

そのガイドラインには、たとえば次のようなことが書かれているとか。

○キュウリやトマトよりも人参を食べる
(寒いスウェーデンでは、キュウリやトマトは温室で育てられ、それは多くの
エネルギーを必要とするから)
○赤い肉よりも豆や鶏肉を食べる 
(牛を育てるのに多くのエネルギーと使うから)
などなど。

これに対して、当惑する消費者も出てくるかもしれないということは指摘されて
います。ある男性は、「この情報があれば食べるものを変えるかもしれないと
思っていたけれど、そうでもなかった」と言いながら、チキンバーガー(0.4キロ
の二酸化炭素排出)ではなく、ハンバーガー(1.9キロの二酸化炭素排出)を
食べていました。

ただ、ある専門家によると、このガイドラインに沿って行動すれば、20~50
パーセントの二酸化炭素排出量を減らせるだろうと言います。

一方で数値についてどう図るかというのは問題になっていて、同じ人参でも
どこで育てるかで数値が変わります(運ぶのに二酸化炭素を排出するため)。

まだまだ試行錯誤の段階で、問題点もいろいろありますが、多くのスウェー
デンの人たちは、何らかの形で食生活が変わるだろうと語っています。

日本でも商品にカロリーを表示するのが当たり前になりましたが、二酸化
炭素の排出量が表示される日も近いでしょうか? 
実際になってみないとあまり想像がつきませんが、私自身はその表示が
あったら、やはり意識して商品を買うかもしれないなーと思います。

みなさんはどうでしょうか?
by jungae | 2009-10-27 07:21 | そのほかの気になる記事
ドイツで車を使わない生活に取り組んでいる地域があるそうです。
少し前になりますが、In German Suburb, Life Goes On Without Cars
(5月12日)という記事で紹介されていました。

フランスとスイスの国境近くにあるフライブルグの郊外のVaubanという
地域では、車のない(car-free)社会を実現しています。
ここでは、路上駐車や家に駐車場を持つことが、基本的に禁止されています。
もちろん車を持ってもいいのですが、駐車できるスペースはその地域に2箇所
しかなく、4万ドル(約400万円)でそのスペースを購入しないといけないとのこと。

その結果、この地域に住む70%の人が車を持たず、この地域に引っ越すために
57%の人が車を処分したそうです。

Vaubanは、2006年に実験的に政策で作られた地域(現在5500人が在住)。
このような郊外の生活と車を切り離す試みで、Smart Planningと呼ばれています。

この動きはここだけではなく、アメリカでも起きていて、カリフォルニアにはVaubanに
似た地域(Quarry Villageと呼ぶそう)があり、イギリスなどでも本腰を入れて取り
組み始めています。

これまでの郊外の都市計画は、離れた場所に大きなショッピングモールを作り、
そこに車で出かけるというのを想定していました。ただ、今後は公共の交通機関で
行ける場所に商業施設を建設するように、計画を変えていかなければいけないと
言います。

車が排出される二酸化炭素が環境に与える影響を考慮した取り組みですね。

こんな地域を政策で作ってしまうなんて、すごいと思いつつ、これからはこういう
地域が増えていくのかもしれないと感じたのでした。
by jungae | 2009-05-28 06:49 | NewYorkTimesの気になる記事
ビッグ3(GM、フォード、クライスラー)というアメリカの3大自動車メーカーを
政府が救済することが決まったのを尻目に、新規の企業が電気自動車の
分野で走り始めました。

Thomas Friedman氏のWhile Detroit Slept(12月10日)の記事です。

サンフランシスコを拠点としている、Better Placeという会社は、電気自動車の
普及に努めていて、先日は日本の政府が推進する電気自動車のプロジェクト
に協力することになりました。電気自動車をチャージするバッテリーステーショ
ンを提供する予定で、まずは横浜にできます。このプロジェクトには日産や本田、
三菱自動車、スバルなどと協力していますが、Better Placeは参加する唯一の
外国企業だそうです(日本で報道されていたでしょうか?)。

このバッテリーステーションを使うと、6セントで1マイル走れます(ガソリンだと、
1マイル走るのに12セントかかります)。

Detroitに拠点を置き、Car1.0という古いビジネスモデルに固執するビッグ3を
救済していると、Car2.0の流れに乗り遅れ、被害を被るのは、資金を出した
納税者(アメリカ国民)だと、警鐘を鳴らしています。

経済危機の影響で、環境への配慮に関心は持ちつつも、対策は後回しに
なりがち。ただ、これからは、厳しい状況でも、環境に目を向けていかないと
企業として生き残るのは厳しいのでしょうね。
by jungae | 2008-12-12 07:14 | そのほかの気になる記事

紙パックのワイン

紙パックのワインが注目されているようです。
IHTの8月28日のDrink outside the boxという記事で紹介されていました。

イタリアの農業省が、政府が認定するいくつかのワインを紙パックに入れて
販売してもよいという許可を出したそうです。
ついにイタリアのワインも“Green”(環境に配慮する)になったのでしょうか? 
ワイン通な人たちの中にはあざ笑っている人も多いようです。

紙パックでワインを販売することは、環境的にも経済的にも理にかなっている
と言います。

紙パックのワインは30年以上も出回っていて、オーストラリアは早くから
導入していました。フランスでも、ロゼワインなどが紙パックで出回っていました。
ただ、アメリカでは紙パックに入ったワインは品質がよくなく、低価格というイメー
ジを長年もたれてきたとのこと。

しかし、ここにきて、二酸化炭素の排出量を減らそうという動きとともに、
重いガラスビンよりも紙パックが注目されつつあります。
アメリカで生産されるワインの90%以上は西海岸で生産されるものに、消費者の
過半数はミシシッピ川の東に住み、輸送費もかなりかかります。カリフォルニア
からニューヨークまで750ミリの瓶詰めのワインを運ぶのに、5.2ポンドの二酸化
炭素を排出します。一方で、3リットルの紙パックのワインを運ぶのには、その
半分の2.6ポンドの排出。
もし1年以内に消費されるワインの97%を紙パックに入れると、200万トン、
40万台の車が排出する二酸化炭素を削減できるそうです。

品質を気にする人がいるかもしれませんが、テーブル・ワインのような熟成が
必要のないワインについては、品質は問題ありません。保存についても、ビン
詰めワインは空けたら数日で飲まないいけないですが、紙パックは4週間程度
はもつようです。

ビンよりも紙パックのほうが、軽いので輸送費も少なく、経済的です。

私はワインが好きでよく飲むのですが(今は授乳中で飲めませんが)、高価
なものを飲むというよりは、テーブルワインが多いです。高級なものはやはり
ビン詰めがいいでしょうが、日々飲むものは紙パックでいいと思います。
軽いので、持ち運びも楽だし・・・。

経済的で環境にもよい。プラスチックの容器に入ったワインをフランスで見た
ことがありますが、これからは紙パックのワインも多く見かけるようになるかも
しれませんね。
by jungae | 2008-09-08 13:23 | そのほかの気になる記事