アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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先日あるイベントで菊池桃子さんの話を聞く機会がありました。
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いちばん右の女性です。携帯のカメラの調子が悪く、うまく撮れていなくて
ごめんなさい。
この写真からはわかりにくいかもしれませんが、44歳だというのに本当に
チャーミングで素敵でした。
子どもを2人抱えながら、2009年から法政大学大学院に通い始め、無事に
修了、現在は戸板女子短期大学の客員教授を勤められています。
「私設 研究室」というブログもされていて、かなりまめにアップされています。

彼女はキャリア・インテグレーション(統合)という話をされていて、特に
「キャリアは自分のためだけのものではない」と力強くいっていたのが
印象に残りました。いくつか気になったことをご紹介します。

○もともと勉強好き?
もともと勉強が好きで、アイドルになっていなかったら考古学を大学で
学びたかった。ただ、想像以上にアイドル活動がうまくいき、その機会
を得られなかった。ただ、本は好きでかなり読んでいた。

○そもそもキャリア(career)とは何か?
いろいろな説があるが、ラテン語の「轍(わだち)」という考え方が一番
ポピュラーな考え方。牛車や馬車を活用していた時代に、車輪が通った
「跡(あと)」をキャリア(career)と呼んだのが始まり。車輪が通ったきた
跡をふり返ると、どんな道を走ってきたかわかる(場所・速度・難易度が
解明できる)ように、人々に置き換えて『足跡・経歴』という意味で使わ
れるようになった。現代は職業の経歴に使われることが多いですが、
人が産まれてからの日々の積み重ね、つまり人生そのものをキャリア
と呼ぶこともできる。

○社会人で学ぼうとしたきっかけ
2番目のお子さんがある障害を持ち、普通の学校で受け入れてくれない
ということを体験した。社会的弱者に対して行政も含めて冷たい。
社会的弱者の人も勉強をしたいし、一緒に学びたいが、特別学級に
はいると勉強する機会を与えられない。社会的弱者のキャリアについて
学び、役に立ちたいと思ったのが一番のきっかけ

○身体的に障害を持つ人も一緒に過ごすクラスが学校でも始まる。
子供のころから障害を持っている人と接することで、健常者にメリットも多い。
お手伝いのやり方を覚えるし、将来そういう人に会ったときに戸惑わない。

○女性のキャリア
M字カーブが言われるが、それを打破していきたい。
子どもを産んだ後に楽屋に子どもを連れていくと、「プロ意識がない」「赤
ちゃんがうるさいから集中できない」と言われた。話してそうだろうか。

○私のキャリアのインテグレーション
女性は結婚したり、出産したり、家事・育児をしたりといろいろなライフ
ステージを経験する。社会などについてもいろいろな問題意識を持つ。
自分の経験を統合し、よいことも悪いことも活かしながら、インテグレー
ションしていけたらと考えた。私が大学院に入学したのは「統合」の方
法を学びに行ったとしても過言ではない。

○キャリアは自分だけのものではない
40歳を超え、自身の様々な経験を通して「キャリアは自分だけのもの
ではない」と考えるように。自分の経験したこと、学んだことを活かして、
何かをサポートしたい、周りをサポートしていきたいと考えている。
次世代のためによりよい社会づくりに貢献したい。

○アイドル時代に、結婚していないのに「母性を感じる」女性と言われて
いた。女性には「母性」が備わっており、何かの役に立ちたい、助けたい
という気持ちを持っている人が多いのではないか。キャリアを考える際も
自分のことだけではなく、周りにも目を向けながら考えていったらいいの
ではないか。

正直菊池桃子さんについてはあまり知らなかったのですが、しっかりと
勉強され、理論的に話されていて勉強になりました。一方で、話が
とても上手で、びっくりしました(おこがましいですが…)。
大きな会場で、机の前にただ立っているのではなく、舞台の真ん中に
立ち、ジェスチャーも交えながらときに左右に動きながら、ユーモアを交
えて話されていました。

「キャリアは自分だけのためのものではない」という言葉はとても心に
響きました。私自身も、その視点でキャリアを考えていきたいとも感じ
ました。

子どもを持ちながら、働き、学ぶ女性として、全然及びませんが、少しで
も近づけたらと思ったのでした。
by jungae | 2013-01-23 06:48 | 経営者の視点