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アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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グローバルな経験のある日本人を日本企業はなかなか採用しない?!
そんな興味深い記事を見つけたので、ご紹介します。
Young and Global Need Not Apply in Japan(5月29日)という
ものです。

Oxford大学で応用統計学を学ぶRonan Satoくんは生まれた日本で
働きたいと思っていました。しかし、海外で学ぶ日本人をターゲット
にしたキャリアツアーに参加しましたが、日本の産業界は自分を求め
ていないことがわかりました。ボストンで昨年11月に行われたフォー
ラムに参加し、日本の金融機関の人と会ったものの、東京での面接に
こなければ、採用することはできないと言われました。結局、日本で
はなく海外の企業から3つの内定をもらい、東京のイギリスの銀行で
勤めることが決まりました。

「日本の企業で働く経験がほしかったのですが、彼らは慎重でした。
日本の企業はグローバルな才能を本当に欲しているのでしょうか。
彼らはそれほど真剣ではないと私は感じました」と彼は言います。

日本企業は長い間、欧米で教育を受けてきた日本人を採用すること
に慎重でした。しかし、彼らを受け入れないことは問題で、日本が
グローバル経済の中で地位を失うのではないかと、批判をする人も
います。

「日本の企業は素晴らしい海外の才能を得る機会をみすみす逃して
いて、それは自分の責任である」と東京でコンサルティング会社を
経営する男性は言います。

ある留学生は、東京で行われたインタビューで、「笑いすぎる」と
言われたそう。また、ある人はリクルーターから「Over Spec」、
エリートすぎて向かない、すぐに転職してしまう感じがするとも
言われたそうです。

ある100社を対象にした調査によると、海外で学んだ日本人を
採用するという会社は4分の1以下で、1000人以上の大企業でも
海外で学んだ日本人がほしいという企業は40%以下でした。

一方で日本では新卒採用の際に年齢を問われます。30歳でMBA
を取得して戻ってきた学生は、年を取りすぎていて、日本の企業
では見向きされず、アメリカのプルデンシャル生命の日本法人に
就職が決まったとか。
日本では「海外で勉強するのに時間を割くと、就職活動に遅れる」
という意識があるようです。

全てがこの状況に当てはまるわけではなく、海外で学んだことが
ある学生をうまく活用している企業もあるかと思います。
ただ、このような思いをしている人がいるとしたら、少し悲しい
現状だなーと思いました。

グローバル時代と言われ、グローバル化しなければと言いつつ、
海外で学んでいる日本人を評価しないとなると、才能をみすみす
逃している気もします。

変革には時間がかかるけれど、少しずつ改善していってくれたら
と思いました。
みなさんはどう思われるでしょうか?

ちなみに、実はこの記事は私自身興味深く読んでいたのですが、
来週から始まる石倉洋子先生の朝の集中コースで最初に議論する
ので、読んできてほしいと、課題になったものです。
みんなでどんな議論があったか、またご紹介できたらと思います。

6月がスタート。よい1日を過ごされてください。
by jungae | 2012-06-01 07:07 | NewYorkTimesの気になる記事