人気ブログランキング |

アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

デジタルメディア政策

慶應メディアデザイン研究科で「デジタルメディア政策」という授業を受けました。
ミッシングリンク―デジタル大国ニッポン再生』という書籍を記した、谷脇康彦
さんが講義をしてくれました。

総務省に勤められる方ですが、いろいろ感じることがあったので、まとめてみます。

○日本のブロードバンド普及率は世界一。
ただ、それをうまく活用できていない。5つのミッシングリンク(失われた環)
があるから。

○ミッシングリンク1 機器とサービスがつながっていない
進展する情報のアンバンドル化。
通信は1対1、放送は1対N(多数)、ソーシャルメディアはN対N。
ここには情報を整理する人、プラットフォーマーが必要で、重要になる。

○デジタルエコシステムの登場
 垂直統合モデル1.0      →  垂直統合モデル2.0 
 コンテンツアプリケーション    Apple ネットワークに依存しない
 プラットフォーム            Google ネットワークに依存しない+クラウド
 ネットワーク

○「モノのサービス化」
ものだけでは資金を回収できない。
Goods Dominant Logic→Service Dominant Logic
ものづくり+サービスが必要になる。

○オラクルCEOの言葉
昔はマイクロソフトとインテルといったようなソフトとハードを別に調達してシステム
を構築したが、インターネットの時代を迎え、一体化したほうが効率がよく、使い
勝手がよくなった。アップルがいい例だ。
ソニーなどの企業はハードは強いが、ソフト開発力に欠けていた。

○カリフォルニア大学バークレー名誉教授Robert Cole氏の言葉。
ソフトこそが中核技術。あらゆる分野、業界でITは組織は業務のあり方、
ソフトを軽視してはいけない。

○ミッシングリンク2 供給者と利用者がつながっていない
日本は買い手の洗練度 世界1位
    イノベーション力 世界1位
しかし、iPhoneを使っている。なぜか。

○工業デザイナーの深沢直人の言葉。
Appleが成功したのは、人間の欲求に素直に沿っただけだ。
開発から生産まで全部自分でやろうとする「自前主義」からなかなか脱却
できないでいる。

○情報流通連携基盤を作らないといけない

○ビッグデータ
 Volume(データの総量)
 Variety(データの種類)
 Verocity(データ生成の速度)

○オープンデータ戦略の目指す方向 
蓄積・保存される膨大なデータ+ データ感の相互依存関係の解析(見える化)
韓国 電子政府の評価項目にあるところにリソースを張り、1位を取って
クラウドサービスの普及を図るべき分野

○求められるオープンイノベーション
Henry Chesbrough
「イノベーションの分割」とは、他社と携帯し、あるいは他社とアイデアを売却し、
そして、その他社がアイデアを商用化するというシステムのことを指す。
企業は自社のビジネスモデルをオープン化する必要がある。ビジネスモデルを
オープン化できた企業の成長可能性は高まる。

○Design Thinking
イノベーター間のコラボレーションで生まれる。
ファシリテーターとファブリケーターが必要。

○ミッシングリンク3 情報通信産業と他産業がつながっていない

○ミッシングリンク4 国内市場と海外市場がつながっていない
ICT健康モデル(予防)の確立

○ミッシングリンク5 官と民がつながっていない
日本のデータは海外に蓄積されている。

○「忘れられる権利」が必要ではないか。
個人情報保護法からプライバシー保護法へ

○スマートとは?
OECEのスマートの定義は、
アプリやサービスが過去の状況を学び、他の端末や利用者に伝えることが
できる。これらの端末や利用者は、“状況”に最も適合できるよう行動を変え
ることができる。

○ネットは第5の空間と言われる。
陸、海、空、宇宙、サイバー。第5の軍事空間と考えられる
インターネットは自由であるべきか、国益とどうからむのか。

なんだかまた羅列になり、ごめんなさい。
ただ、ネットと国家、かならず考えていかないといけないし、考えさせられ
ました。

東京は雨の土曜日です。よい1日を過ごされてください。
by jungae | 2013-05-11 11:32 | KMD大学院生活
3月2日に私が通う慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)
KMD Real Project Showcaseを開催します。
私が所属する石倉洋子先生のSPACEプロジェクトでは、Global Dabate
というプログラムを企画しています(詳細はこちらです)。

午前中には、世界の課題ーー2つのテーマを日本語と英語で議論します。
テーマは、
「ITイノベーションは雇用を減らす」(日本語)
"Future schools need NO lectures."(英語)
です。
(私は英語のディベートに参加予定です。)

お昼には石倉先生も交えてネットワークランチを開催します。
その後は、idealab スタイルのワークショップを行います。
私たちが現在チャレンジしているテーマをわかりやすく説明し、参加者
の皆さんに考えてほしい質問をします。その後、皆さんは自分の好きな
チームのところに行き、課題を考えてもらいます。
こちらも日本語と英語で行います。

どなたも参加が可能なので、よかったら、ぜひ足を運んでいただけたら
幸いです。関心がある方はこちらをご覧ください。
参加希望の方はこちらからお申し込みいただけたら幸いです。
by jungae | 2013-02-21 16:35 | KMD大学院生活

Stupidな発言は何もない

こんにちは。
大学院の授業がここ数週間で終わりに近づき、最終プレゼンの準備に追われ
たり、少し仕事でバタバタしていました。
以前ちらっと話しましたが、KMD(慶應義塾大学大学院メディアデザイン
研究科)の授業の他に、今期は同じ建物内にあるKBS(慶應ビジネススクー
ル)の授業をいくつか取っています。
その中に
「Multicultural Organizations and Strategy(多国籍組織と戦略)」
という英語で行われる授業があります。

英語で行われ、9月からのスタートで、多数の留学生たちが参加し、半数
近くが外国人という中で、ケースをもとにいろいろと議論しており、毎回
いろいろと考えさせられます。

前回授業で議論というか、話題になったのが、
日本人は会議でなかなか発言せず、会議ではうなずいて賛成したように
見えるけれど、その後に後ろで議論し、後から「やはりだめになった」
という話が出てくることがある。それがとてもフラストレーションがた
まるということでした。
なぜ会議で聞いて納得しているようなふりをして、そのような事態に
なるのか。
ちょっと身につまされる話ですね。

会議で発言してその場の雰囲気を壊したくない、馬鹿な発言をしたと
思われたくない、という風潮があるかもしれないということでした。
授業の際も日本人はあまり積極的に発言しない。
ただ、一方で台湾の留学生が発言をしていて、台湾でも授業であまり
活発な議論が行われない、なぜなら何か不用意な発言をして、「あの
人、ばかなこと言っていると思われるのがいやだから」。

するとオランダから来た学生が言いました。
「僕たちは自分が発言したことについてどう思われるか、気にしない」
意見にStupid(ばかげた)なものはないとも言っていました。

何も発言しないよりも、何か感じたことがあるならその場で発言する。
周りの人が何と思おうと疑問に思ったこと、言いたいことがあるなら
その場で伝える。それが大切なのだと感じました。

ある留学生は授業のグループワークで最初は日本人が多くいるグループ
に入ったものの、なかなか議論が進まずイライラし、次のグループワーク
では外国人が大半を占めるグループに所属するようにいたとか。そのほう
が話が早いし、いろいろなことがきっちり決まっていくと言います。
なんだか、少し寂しいなーと思ったり。

訓練は必要ですが、周りの人が気になって発言しないよりも「思ったこと
はしっかりとその場で発言する」「馬鹿げた意見はない」
その姿勢はグローバル時代にはやはり求められているなーと感じたのでした。

皆さんはどう思われるでしょうか。
by jungae | 2012-11-16 08:17 | KMD大学院生活
おはようございます。じめじめしますね。
少しこのテーマはご無沙汰ですが、KMD(慶応メディアデザイン研究科)での
生活について。8月~9月中旬までは夏休みでした。

9月上旬にはどきどきの成績発表。
テクノロジーなど、かなり危ういものがありましたが、どうにかパスしていました。
英語でプレゼンを毎回するハードな授業があったのですが、それはA+という
評価をいただき、ちょっと嬉しかったです。

そして、今週から授業が少しずつスタートします。
ただ、9月~10月の後期前半は、9月入学の方の基礎科目が中心でそれほど
取る科目がありません。
なので、せっかくなので、同じ建物内に入っている、KBS(慶応ビジネススクール)
の授業をいくつか取る予定です。
(担当教官(私の場合石倉洋子先生)および講座担当の教授が許可してくれたら
受講できるのです。)

以下の3つを取る予定。
●ネットワーク・リーダーシップ
●企業組織における技術と社会的インパクト
●多国籍組織・戦略

ネットワーク・リーダーシップの第1回目の授業が昨日あったのですが、
KMDと全然違う雰囲気。
ただ、議論はとても活発で、また違う刺激を受けられました。
今日から始まる下の二つの科目は英語で行われる授業。
ハードだと思いますが、いろいろ吸収できたらと思います。

感想など、ちょこちょこ報告できたらと思います。
今日は雨のところが多いでしょうか。
よい1日を過ごされてください。
by jungae | 2012-09-19 07:03 | KMD大学院生活
今週がKMDの前期の最終週。
(来週一コマだけ授業があるのですが。)
最終プレゼンがいくつかあり、その準備に追われ、少しばたばたしています。
(今週はあまりこまめにブログがアップできないかもしれません。)

先日イノベーターセミナーで、「自動車と標準化」ということについて話を聞く
機会がありました。
シンガポール国立大学のCUTE CENTREというところで研究し、慶應義塾大学
SFC研究所上席研究員を務める佐藤雅明さんという方が話してくれました。

「標準化」という言葉は私はあまり知らなかったのですが、とても大切なこと
だと痛感。自動車と標準化、自動車が持っている情報の活用の可能性について
とてもわかりやすく話してくれたので、まとめてみました。

○自動車は自由の象徴、自動車があればどこにでも行ける

○車の中を安心して楽しくできるものから、車が持っている情報を共有して、
世界をよくするものに使えないか、と考えた。

○自動車が災害に役立つ
インターネットで自動車のすべての情報を収集し、活用したいと思った。
業界全体の情報がほしかったら、各メーカー主体ごとの情報共有にとどまっ
ている。なぜなら、同業他社とはあまり仲が良くなく、中身を見られたくない、
と考えているから。

○日本人は黒船に弱いので、世界標準を先につくって、それで日本の業界に
やってもらおう、と考えた。

○標準化の方法
①既成事実上の標準(デファクト)
②公的機関による標準(デジュール)

○家から大学に来るまでの経路
早くつける、渋滞(混雑)のない便利なルートを自分で探し、確立する
それも標準化。
○標準=共通のルール
―使う材料/部品を決めて、手順を一定に決めておくことで、
情報伝達が容易
誰が行っても、素早く適切な判断が可能
だいたい同じ結果を得られる

○身近な標準(ルール)の例
信号の「緑」は進め、「赤」は止まれ。

○標準があることでいろいろなルールが役立つ

○なぜ飛行機は左から乗るのか?
最後の船、ベネチアンゴンドラが左から乗っていたから(歴史が重んじら
れる。なるべく混乱を避けるため)

○標準になっているのには意味がある

1 関係する人々の間で利益又は利便が公正に得られるように統一・単純
化を図る目的で、物体・性能・能力・配置状態・動作・手順・方法・手続
き・責任・義務・権限・考え方・概念などについて定めた取り決め。
→効率を向上させ、知識伝達や必要技能を下げる
2 測定に普遍性を与えるために定めた標準として用いる量の大きさを
表す方法又はもの。
→税の徴収

○公開されたものでいいものが残っていく。

○ISO
英語や日本語が期限とした言葉にすると、ギリシャ語にあるISOS(自由、
平等)をあらわす言葉を入れた。

○WTO/TBT協定による国家規格の引用
国家の定める協定にはISOを尊重しないといけない
国が買うものはISOに沿ったものでなければいけない。
→これが黒船になる?!
ISO規格に適合しない車は買えない

○管理と安全は両立がむずかしい
車は自由の象徴なので、プライバシーをおかしてまで安全を守るべきか。
セキュリティとプライバシーのバランス、双方の要件を満たす方法、
実現可能な方法を考えなければいけない。
システムがどのような特性を持つかを明示して、先方に選ばせる方法
がよいのではないか。

○車と災害をつなげる
震災を経験した日本が国際社会で示すべき使命

○まとめ
毎日楽しかったし、今も楽しい
楽しくなかったら、誰が研究なんてするものか
→夢中になれるもの、楽しいことをしたらいいか
せっかくだから、世界を変えたら良いじゃないか?
―そのために最短距離を行くべき
―そのための努力を惜しむべきではない
―神は細部に宿る

○伝達できてこそ知識は価値を持つ
プレゼンテーションの一文字一句に気を抜かず、相手に伝わるよう
なものをつくることが大切。中身の良さがいろいろな人に届けられる。

佐藤さんご自身が車が好きで、車を通して世の中をよくしたいという気概
が伝わってきて、とても印象に残りました。
「毎日楽しかったし、今も楽しい」
「せっかくだから、世界を変えたら良い」
かっこいいですが、なかなか言えない言葉ですね。

でもそんな気概を持つこと、今の時代には本当に大切だと思ったのでした。
みなさんはどう思われるでしょうか。
by jungae | 2012-07-24 06:59 | KMD大学院生活
7月のスタートですね。

KMD(慶応メディアデザイン研究科)で6月15日間行われた石倉洋子
先生のブートキャンプ。29日(金)に無事終わりました!!
朝7~9時で、主人が子供たちを保育園に連れて行ってくれるなど、
協力がなければ絶対に実現できなかったと思います。
寝坊しそうになったときもありましたが、やりきったという充実感も
あります。

29日(金)の夜は、石倉洋子先生がご自宅に招いてくれ、おつかれ
さま会をしてくれました。
e0123104_8463940.jpg

素敵な料理の数々。前日から準備をしてくださっていたようで、
バリエーションの多さとすばらしい料理に思わず言葉を失いました。
e0123104_8484569.jpg

リビングにもこんなに素敵な準備がされていました。
まずはここでちょっと乾杯をしながら談笑。
e0123104_8495754.jpg

その後食事。どれも本当に美味でした!!
e0123104_8524656.jpg

e0123104_8534221.jpg

夜だったので、子供を連れていかせてもらったのですが、大はしゃぎでした。
e0123104_8514749.jpg

食後はみんなでまた談笑。
e0123104_8552716.jpg

最後にみんなで御礼のプレゼント、エプロンとメッセージを書いたボードを
お渡ししました。

よくご友人の方などを招待されるようで、人を招くのは慣れていて、
本当に手際が良く、感心してしまいました。
(途中途中でちゃんと片付けも割れているのです。)

15日間のブートキャンプ。ほぼ英語で行われ、途中は留学生の方も
参加してディベートなどもしました。
先生がおっしゃっていたのが、「質問する」ことを大切さ。
何か質問がありますか、と言ってもなかなか日本人の学生は質問を
しない。外国人の留学生たちは本当に積極的。
途中から議論に入るのはむずかしいから、まずは自分から発言する、
それを石倉先生も留学された際に心がけていたとか。
「最初に発言する」「質問する」
肝に銘じたいなーと感じました。

いろいろなことが吸収できた15日間でした。
一方で、様々な人に支えられて実現できたことに改めて感謝したい
と思います。

よい日曜日を過ごされてください。
by jungae | 2012-07-01 09:03 | KMD大学院生活
おはようございます。週末はどう過ごされたでしょうか。
私は今日提出の課題や仕事が立て込む&昨日ある試験を受けてきた
ため、少しばたばたしていました。

先週、6月11日―11日のKMD(慶応メディアデザイン研究科)の
授業などで感じたことをまとめてみます。
(長くなりそうです。ごめんなさい。)

<メディアビジネス戦略―夏野剛先生>
e0123104_5452328.jpg

(6月からスキル科目というのがスタートし、ゲストスピーカーなどが
登場、今回はNTTドコモでi-modeなどを立ち上げた夏野剛先生でした。)
○1996年、1997年に会社を立ち上げたが、失敗している。
○コンピューターとはトレーニングをしている人が扱えるものだった。
○93〜95年 ウォートンスクール MBAをとったときに、
94年インターネットにつながるとどうなるか、
銀行、航空券を買うのにつながるとどうか、という授業があった。
趣味が仕事になるかもしれない、と感じた。
○インターネットが始まったのは、つい最近のこと
connecting dots 点と点を結ぶ 一つ一つの点はつながっている
今やっていることが直接的に関係ないことをやっている
人はどこかでつながっている
○契約社員のまま、契約社員から役員に
○成功するとうらみつらみは貯金になる
【この10年間で起こった三つのIT革命】
(98年以降)
○第一の革命「効率革命」
 ービジネスのフロントラインがネットへ展開
 ーリアル市場+ネット市場
 (尾道の酒屋、長野の養鶏場)
 リアルとネットは一体
ー顧客接点の大変貌
○第二の革命「検索革命」
 ー個人の情報収集能力の飛躍的拡大
 ー研究開発プロセス革命
 ーにわか専門家量産システム
 情報爆発、
○第三の革命「ソーシャル革命」
 ー個人の情報発信能力の飛躍的拡大
 ーTwitterやFBによる「共振」
【三つのIT革命がもたらしたもの】
○複雑系的知識ネットワークの現実化
 ー「三人寄れば文殊の知恵」から衆知のアグリゲーション
  による創発、自己組織化の現実化
 ー外部経済の活用のためのオープンインターフェースPFの
  一般化
 ー「外部脳」
○個人能力の最大化
 ー100人の平均的な人間よりも一人のオタク
 ー「組織力」の定義変化
 ー組織階層の無意味か
○多様性社会へ
 ー拡大する標準偏差、ロングテール
【変化を強要される社会システム】
○組織体制の変化
 ーフラット化せざるを得ない組織構造
 ー機能しない終身雇用、年功序列、新卒一括採用
 ー個人力を最大化する組織の必要性
○意味の無くなる平均値議論
 ー平均が高いよりも、突き抜けた人材の活用
 ー多様性を前提とした教育システム
 ーゆとり教育は悪か?
○リーダーの役割変化
 ー利害調整型から率先垂範型へ
 ーリーダーの役割はより重く、辛いものへ
☆間違いなく、ビジネスチャンスがある
体論に落とさないと意味がない
【クラウド革命とは何を意味するのか?】
○ネット上にすべてのアプリケーションが移行
ーパッケージソフトは不要に
ー個有型から共有型が前提に
ー複雑系的知識ネットワークの現実化
○管理型ネットワークからオープン型
ーオープン型、共有型による知識革命の推進
○セキュリテリの概念を確信する必要性
【時代はものづくりからしかけづくりへ】
Androidでは稼いでいない
Appleは危機から稼いでいる
日本のメーカーはモノ作りだけにこだわっている。
→外の力を使う 
 Diversityがあったほうが転換期にはいい。
○儲けどころは一つにした方がいい。
どこで儲けて、どこはコマセだ。
どこでもトントンで儲けていては勝てない。
○ある市場に入るとき
現地に合わせないーApple
現地に合わせるーSamsung
日本の企業はどちらかはっきりしない
○デザインに力を入れていきたいなら、身なりから直せ
【クラウド時代のITの未来】
○モバイルとPCの実質上完全融合
ーコンテンツもアプリも、そしてプレーヤーも市場は完全
融合する。すべてのデバイスがネット市場に統合。
ーインターネットプレーヤーにとっては大チャンス。
○デバイスの主役はソフトからブラウザーへ。
ー克服できない端末のスペック差
ー厳しいスマホアプリのビジネスモデル
ーHTML5対応の普及によるブラウザー機能の充実と共通化
【日本の将来のために】
○日本は大きなポテンシャルを持っている
ー豊富な資金力(1450兆円超の個人金融資産)
  企業の内部留保250兆円
ー世界トップレベルのITインフラ
ー教育水準の高さ、労働意欲の高さ
ー企業に比較的余裕がある
ー眠れる技術がたくあんある
○一方で弱い部分がたくさんある
ー語学能力の低さ
ー個性軽視、議論軽視、予定調和好き
ーどこか他人事で許されるぬるい社会

これらの甘えを少なくともリーダーから排除すれば
まだまだ伸びる余地あり。世界をリードする日本へ!

<エンターテインメント理論―稲陰先生>
○日常生活でエンターテインメントをどう実現するか
Funと思うときは?
人と話しているとき
汗をかいているとき
○Funを提供する
○Google doodles
-Be Creative!
Think outside the box
View from different angle
○日常生活のふとしたFunが大事
○人の五感は案外いい加減。
○いつも面白いものを見つける、楽しむという視点が必要。
○つまらないと思うとき
−棒読みの講義を聴いているとき
−時間を気にする
−人が多い、並ぶ
−ディズニー
−先が読めたとき
−1人で友達を待つとき
1 参加性
2 パターン
3 非日常にいるのに日常を感じる
4 予定調和、サプライズ
○every child is an artist. The problem is how to remain an artist
by Picasso
○30秒で顔をかき合う。
大人は恥ずかしさであやまるが、子供はこわがらない。
○遊びとは何か
○期待が裏切られる。ただ裏切られすぎると飽きる。
○パターン
○Uncertainty
○Flow Theory
簡単すぎると面白くない
むずかしすぎても面白くない
○ディズニー 
下手な人もうまい人も子供も大人も男性も女性も楽しめるものを話した。
どんな人でも楽しめる。
○Affordance
説明書がなくできるようにしたほうがいい
めんどくさい、よくわからない、使いにくい
それはデザイン的には良くない
ちょっとした工夫で解決してくれる
スイカのタッチするものは平らだった。
少し傾斜をつけると劇的に改善した。
説明書なしに、動物の習性に従って自然に誘導できるか
○Funology
○Experience Design
○serendipityをどう起こすか。
○広告業界の鉄則―abcの法則
animal baby children
○リラックスする空間をどうつくる
期待通りだと面白くない
空気を読むのは大事だが、それを覆すことも大事。
フリーアドレス。
なぜ楽しいのかをいつも考えてみる

<ブートキャンプ―石倉洋子先生>
○英語を音読する
英語のプレゼンの5分前くらいから英語で考え、モードを変える
○分析とは比較、比べること
○どういうパターンがあるかをデータ処理で行う
軸を出すのは簡単にできるようになった
○It makes my day.今日はついている
言葉を聞いたときにコンテキストを覚え、使えてみる
○Problem solving = Creative thinking × Critical thinking
- analogy
- Vizualize
世の中が変化しつつ現在は、Creaitive thinkingがとても大事。
新しい考えを膿み続けるのは難しい、Combinationが大事。
そのときにanalogyは使える。

長くなり、ごめんなさい。
1週間スタートですね。よい1日を過ごされてください。
by jungae | 2012-06-18 05:57 | KMD大学院生活

6月4日―8日のKMD

6月4日―8日のKMD(慶応メディアデザイン研究科)の授業などに
ついてふり返られたらと思います。
先週までで基礎科目は一通り終わり、今週から徐々に個別の科目が
スタートしています。
少し長くなりそうです。ごめんなさい。

<ビジネスメディア論(古川亨先生)>
○起業家
特別な人ではない。現状に満足がいかないので、それを変えようと
する人はすべて起業家。
○スタンフォード大学のdスクールでは、相手のニーズにあった
製品や経験をデザインできるように、さまざまなタイプの人たち
に共感する能力を養うことを重視している。
誰かに共感する時、私たちは相手の立場に立つことでフレームを
変えていき、自分の視点ではなくユーザーの視点から問題を捉え
ることが大切。
○『未来を発明するためにいまできること』
1 自分の行動を規制しない
2 最初の答えで満足しない
3 制約で創造性を生み出す
4 遊び感覚で取り入れる
5 予想外の結果から学ぶ
6 練れていない段階で人に見せる
○メディア論
メディアとは、「公衆」を表すラテン語
「メディアはメッセージである」
○メディア論ー人間の拡張の諸相
メディアは人間を拡張する
新しいメディアは社会の見え方、在り方を変える
(例)自転車、パスポート
  自分の活動できる範囲を広げる
○すべてのメディアは人間のいずれかの能力の延長
耳の延長 電話
目の延長 カメラ、テレビ
足の延長 車
手の延長 ロボット
頭の延長 コンピューター
○メディアは人間の感覚比率を変える
感覚比率が変わる時…人間も変わる
○マスメディアとパーソナルメディアの間に新しい価値が
想像されるのではないか。
○メディアの進歩と社会の発展
サービス社会  デジタルメディア 個別に発展、融合型ー双方向性、多岐なビジネスモデル
工業化社会   印刷・ラジオ・TV 一方向大量伝達ー画一的、時間の制約
農耕社会    文字       記録可能ー時空を超えて伝播
狩猟社会    声        その場限りー限られた伝播力
○デジタル社会の創出するメディアの未来は…
サービスと体験
○グーグルゾンとは
http://www.albinoblacksheep.com/flash/epic
○ソーシャルメディアとは
事実と真実の話
-事実は「Fact」で、唯一の事象
実際に起きたこと
感情を差し挟む余地ない事柄:客観的事実
人間の外側にあるもの
時として表面的、さらに”事実”は存在しないこともある
-真実は「Truth」、人の数だけある
嘘のないこと、本当のこと…嘘偽りの無い真実

真実かどうかは自分の目で確かめることが大切
すべてに疑いを持つ

<Global Society(大川恵子先生)>
グローバル社会で何が起きているのか、いろいろと議論する授業。
英語で行われるので、留学生の方が多く、10人程度の小さなクラス
で議論をしたり、プレゼンをしたりします。
第1回目はグローバル社会とは何か。
まずそのイメージを10分くらいで絵に描いてプレゼンすることに。
e0123104_8435353.jpg

ん~と悩みつつ、私はこんな絵を描きました。
InternationalからGlobalということで、Internationalのときは
2つや3つの国の関係が重視する傾向がありましたが、Globalは
Globe(地球、天体)という言葉から派生したのもの、地球を1つの
ものとしてとらえ、みんなが手をつないでいる、というイメージで
考えてみました。
他には、
-国籍が意味をなさなくなる
-差別がなくなる
-持続可能な関係が生まれる
-コミュニケーションが大事
といった絵が出てきました。
なお、大川先生のイメージは「Well」(井戸)のイメージ。
資源をみんなで共有していかないということだそう。
その後自分が描いた絵についてリスクやチャレンジは何か、チームに
なって議論し、プレゼン。出てきたのは、
-大きな組織がすべて勝つ
-違いがなくなる
-自分のアイデンティティがなくなる
-土着の文化が失われる
-資源を持っている国が強くなる
確かに果たしてこれでいいのでしょうか?
議論は尽きない感じでした。

<ブートキャンプ by 石倉洋子先生>
お伝えしたように、今週から朝7~9時のブートキャンプがスタート。
今週は4日ありました。
○Critical Thinkingにおいて仮説を立てることが大切。
仮説を持っていると、効果的に調べられる。
情報があふれる時代にはそれはすごく大事。
仮説は変わってかまわない。調べたことで仮説が間違っている
ことがわかったら、修正する。
○アウンサン・スー・チーさんのWorld Economic Forumでのスピーチ
を聞き、議論。
セカンダリ―教育の重要性、投資は長い目で。
○何かを聞いたら何を言おうとしているか、文章にしてみるといい。
○日本語で書いてそれを英語にしてみると、論理的かどうかがわかる。
○2人1組で本を読んでそれについてプレゼン。
お伝えしたように、私は『社員をサーフィンに行かせよう』という本を
読みました(ブログはこちら)。その他に出てきたのは以下のとおり。
-『小さく賭けろ」
小さな賭けをして、失敗から学ぶ
-『ザッポス体験』
社内見学ツアー、月1200人がツアーに参加。
-『人を魅了するーEnchantment』
-『創造経営の戦略』
など。

朝のブートキャンプがあり、ハードな1週間でしたが、どうにかこなす
ことができました。
金曜日には、基礎講座でグループワークをいっしょにやってきたチームで
私のオフィスで打ち上げパーティをしました。
e0123104_921340.jpg

青に輝いた東京タワーを見ることができました。
(サッカーの日本戦があったからだと思われます。)
2カ月間、結構いろいろ議論し、助けてくれました。本当に感謝!!

報告が長くなり、ごめんなさい。よい日曜日を過ごされてください。
by jungae | 2012-06-10 09:06 | KMD大学院生活

5月28日―6月1日のKMD

5月28日―6月1日のKMD(慶応メディアデザイン研究科)の授業
などで気になったことをまとめます。
今週は基礎科目の最終週にあたり、プレゼンや先生方のまとめが
メインでした。
(長くなりそうです。ごめんなさい。)

○メディアマネジメント基礎
<岸博幸先生>
-目的と手段を混同しない。今は混同されていることが多い。
デザインや技術は手段でしかない。ファイナンス、マーケティング
も手段でしかない。
→手段を使って何を達成するのか、が大事。
手段を目的化してはいけない。
-○自分が考えること、主張したいことを紙1枚でまとめる。
1枚にまとまらないと伝わらない。どんなむずかしいことでも紙1枚で
むずかしいことを説明できる。説明できなければ相手に伝わらない。
-悲観は気分から、楽観は意思から。
<大川恵子先生>
-なるべく早めに自分がやりたいことにフォーカスを決める。
大学院の2年間を上手に使うこと。
-自分の考えを3行で書くことも大事。
3行で書く、1行で書く、A4で書く。3行で書くと、起承転結を
明確にしなければならず、技量が求められる。
夢から何をできるか、会社でなくてもいい、形にこだわらない。
<古川亨先生>
-ビジョンを持っていること。
-含みを持たせる、また会いたい、と思わせる。
-Entreprenershipはみんなの心の中にある。いつ扉を開くだけ。
-EntrepreneuringとIntrepreneuringを組み合わせる。
自分の信条を貫く、Integrity
-ビル・ゲイツは相手を罵倒するが、ほめちぎる。リスニング
スキルがすごい
-自分のマネジメントスタイルを見つける
<石倉洋子先生>
-常に自分の課題を考えていてほしい。
どういう風に問題を設定するか。その解決案まで考える。
-前もって進めておく、アイデアは取りかかれるときに先につくり、
少し離れて見直す。
余裕を持っておく。
-何かの問題を解決を考える際に、そもそもそれを解決する必要が
あるのか、を考える。
-自分を決めてかからない。いろいろな世界で見てみる。

○イノベーターセミナー
<DeNA創業者、元代表取締役南場智子さん>
コンプガチャ問題で揺れる中、エネルギッシュにいろいろ話をして
くださいました。
-海外にはエンターテインメントに軸を置いたSNSは海外にはない。
だからこそチャンスがあると思い、そこに参入の余地があると考える。
-MobageのARPU(Average Revenue per user、ユーザー1人当た
りの収入が高い)がとても高い。このコミュニティの文化的な特徴。
-あるゲームを発表したら、なぜ人々が去るのか、記録を取り、分析し、
っゲームのロジックを変えたりする。データマイニングは強み。
-著しい成長を遂げ、目標を掲げるときに軸の数字を変えてみた。
-eternal startup(hungry for growth/hungry for change/agile)
-経営者に必要なこと
strategy
execution skill
Self transformation
-ユーザーの半歩先を行っていなくてはいけない(half step ahead of users)
-DeNAを日本企業の世界での成功事例にしたい。
日本を救うような人材を育成したい

講義は英語なのですが、本当にパワフルで元気で、素敵な方でした。

○メディアデザイン基礎
2カ月間、あるフィロソフィーをもとに、フィールドワークをし、
モノをつくり、フィードバックをもらい、それについて最終プレゼン
を行いました。
【出てきたもの】
-Yukluk(音が出るベビーカー)
-MIKAN(子どもたちがたのしくはみがきができる。4人で歯磨きをしながら
-子どもが簡単に文字を覚えられるソフト
-わびの空間
-Smokids
-運動して植物が育つ
-魔法の鏡(美容室
-Babeats(音楽が演奏されたり、人形が音で動くベビーカー)
-私たちのチームは家族で日記や絵、スケジュールを共有できる
「Family Dream Calender」を提案しました。

○メディアポリシー基礎―デジタル著作権に関する政策提案
-デジタル図書館をつくる
-Spotifyなどの音楽を配信するプラットフォームをつくる
-違法ダウンロードの罰則を定期的の強化する
-電子書籍化に移行するために、出版業界の人材育成をする
-情報リテラシー、モラル教育を行う。
-私たちのチームは一つの会社が複数の音楽配信サービスを
利用することを宣言した際に助成金を出す&配信サービスに
新規参入する際に助成金を払うというもの。
<先生からの指摘>
プレゼンテーションは、簡潔、明瞭、シンプル、ビジュアルが大事。
限られた時間の中では、書きやすいものを選ぶのも、限られた中では
許される。規制を強化することも政策だし、規制を緩和することも
政策。
リアルに社会問題をどう解決するか、という視点が大切。

お伝えしたように、今週で基礎科目は終了でした。
プレゼンが多く、チームによっては、校内で2泊くらいし、
徹夜を数日したチームもあるとか。
集中してみんなでプロジェクトに取り組む―とてもよい経験を
したなーと感じたのでした。

よい日曜日を過ごされてください。
by jungae | 2012-06-03 09:53 | KMD大学院生活
5月も今日で終わりですね。早い…。
昨日のプレゼンはどうにか終了。今回は台本を書いていき、少し練習して
いたので、ちょっとだけうまくいったでしょうか。
プレゼンは練習が大事、と痛感しました。

今回は日清のカップ麺セレクションについて。
6月からKMDの特徴の一つである、リアルプロジェクトがスタート。
私は石倉洋子先生のプロジェクトに入ろうかと思っており、今週第2回
目のミーティングがありました。
お昼時間で食事をしながらとなりました。e0123104_7311.jpg

先生が日清食品の社外取締役をしていることもあり、いろいろなサンプル
品が届くとか。それをみんなで試しました。
本当にいろいろあるのですね。
e0123104_744719.jpg

慶應マークのカップヌードルです。
e0123104_763291.jpg

私は姫路駅名物のえきそばをいただきました。
e0123104_773163.jpg

中はこんな感じ。ふたにはストーリーが書いてあります。
このようなおそばは食べたことがなかったですが、結構美味でした。
本当にいろいろな種類があるのだなーと思いつつ、日本の企業の商品
開発力ってすごいなーとも思いました。
大学院でこんな体験をするのも面白いなーとも感じました。

ちなみにスリムな石倉先生は、春雨スープを食べていたのでした。。。
by jungae | 2012-05-31 07:12 | KMD大学院生活