アマプロ株式会社代表 林正愛が日々感じていることをつづります


by りんちゃん
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タグ:Yahoo 自宅勤務 ( 2 ) タグの人気記事

こんにちは。東日本大震災から2年ですね。
あらためて心よりご冥福を祈りたいです。
忘れずに、何ができるか考えていきたいと思います。

先日Yahooが自宅での勤務を禁止するという方針を出したということを
ご紹介しました(こちらです)。
その後、かなり議論を呼んでいるようで、興味深い記事が載ったので、
ご紹介します。
Yahoo Says New Policy Is Meant to Raise Morale(3月5日)です。

昨年Marissa MayerがCEOに就任して会社に出社したとき、Google
では見たことのないある光景に驚いたとか。それは・・・
==
駐車場が空で、机にほとんど誰もいなかったこと
==
です。
できるだけ少ない時間働き、早くオフィスを出る人が一定数いたとか。
そして、200人くらいの人が会社にまったく出社せず、完全に自宅で仕事を
していることを知りました。かれらは Yahooからお給料をもらっているもの
の、会社の仕事をしている人は数人で、自分の会社を立ち上げて人もいたと
か。

これらの状況をかんがみて、今回Marissa Mayerは、Yahooの自宅勤務
(work-at-home)ポリシーを禁止し、イノベーションとコラボレーションの文
化を作り出すため、オフィスに来るように命じました。
これは全米、全世界で議論を呼び、バージン・グループのリチャード・ブラン
ソン氏は大きく異議を唱えています。

テクノロジーの世界では、「Yahooで働いていたというのは失敗だった」と
最近言われると、元Yahooの幹部や語っており、彼女はYahooをもう1度
クールでトレンディーな場所にしたいと考えていると聞いたと言います。
Marissa Mayerの結論では、そのためには、人々がその場にいないと変え
ることはできず、今回の方針の転換にいたったとか。
Yahooが言っているのは
==
この方針は自宅勤務に関する産業全体の見方ではなく、Yahooにとって、
今まさに正しい(必要な)こと
==
だということ。

これに追随する動きを見せる企業もあり、業績が思わしくないBest Buy
もこの方針を打ち立てたとか。

Yahoo社内でも大きな議論を呼んでいるものの、実際には基本的には
会社にまったく出社しないで自宅でフルタイムで200人のみが対象となる
とか)。
Morale(士気)が今は最低。それが根本的な問題で、それはここ数年
積み重なってきてしまった。それを解消するには、会社に来て顔をあわ
せてコミュニケーションをすることが大切。実際に、この方針以外にカフェ
テリアを無料にしたら、多くの人が足を運ぶようになり、いろいろなアイデア
を話すようになり、それこそがMarissa Mayerが望んだこと。
自宅禁止の方針はYahooの今の段階では必要なステップだと言います。

士気を高める。そんな根本的な問題を解決するには、やはり顔をあわせて
話すことが重要でしょうか。いろいろ議論はありそうですが、考えていくべき
ことだなーと感じました。

みなさんはどう思われるでしょうか。
by jungae | 2013-03-11 07:35 | NewYorkTimesの気になる記事
ワークライフ・バランスが叫ばれる中、自宅で働ける環境を整える企業も多いと
聞きます。ただ、Yahoo(アメリカ)が自宅での勤務を禁止することを決めたとか。
ニューヨーク・タイムズで興味深い記事を見つけたので、ご紹介します。
Yahoo Orders Home Workers Back to the Office(2月26日)という
ものです。

ヤフーの売り上げが伸びない中、昨年Googleで働いていたMarissa Mayerが
CEOに就任しました。彼女はYahooを改革すべく、社員に対して食事や新しいスマ
ートフォンを無料で配るなど、Googleで学んだことを活かしながら、改革に取り組
んでいるとか。

その中で、新しい動きを始めました。それが、「work-at-home」(自宅勤務)ポリ
シーをやめて、全員がオフィスにきて働くことをしたことです。
従業員同士が顔を合わせてインタラクションする(交わる)ことで、コラボレーション
の文化が生まれるといい、これはGoogleでも採用されている方法だとか。

このことによってYahooはアメリカの職場の問題、「自宅で働いたり他のフレキシ
ブルな働き方を採用することで、生産性が増すのか、それともイノベーションや
コラボレーションを阻害するのか」に一石を投じたことになります。アメリカでは、
Booz Allen HamiltonやZapposなどフレキシブルに働けることを売りにして、
有能な社員の獲得やつなぎとめができているという面もあります。ただ、一方で、
フレキシブルな働き方で有名だったバンク・オブ・アメリカが、ある職種の人には
オフィスにきて働くことを要求するようになった動きもあるとか。

研究によると、自宅に働くことで、
-生産性は増す(more productive)が、
-イノーベーティブになりにくくなる(less innovative)
とか。
サンフランシスコ州立大学のJohn Sullivan教授は、「イノベーションを望むなら、
インタラクションが必要で、生産性を望むなら、自宅で働くようにする」と言います。

フレキシブルに働けるというのの恩恵を受けているのは、女性が多いように思い
ますが、US Bureau of Labor Statistics(アメリカ労働統計局)によると、
フレキシブルな働き方をする男性と女性の数は変わらないとか。調査によると、
アメリカで働く24%の人が、毎週ある一定時間自宅で働いているとか。

実際に顔を合わせ、立ち話の中でセレンディピティが生まれ、新しい発想、
イノベーションへとつながっていく。そのように考える企業も増えているのも
事実。マリッサ・メイヤーはヤフーの文化を変えたいと取り組んでいるもの
の、果たしてどうなるか。

生産性を取るか、イノベーションを取るか。
ゼロサムではないような気もしますが、やはり深く関係しているかもしれない
なーとも思います。
企業がどちらを選択するか、というのもあるでしょうか。

みなさんはどう思われるでしょうか。
by jungae | 2013-03-01 07:42 | NewYorkTimesの気になる記事